徳山会館で想うこと

最近藤橋、いや、徳山村が気になって仕方がない私ですが、
初めて徳山会館に行きました
年内の開館が11月末までということで慌てて出掛けました
終わってみると、たっぷり1時間半居ました

※撮影の了解は取りましたが、問題があればご連絡ください

当時の写真や資料の数々が展示されていて、
隅から隅までじっくり見ます(@_@)

ダム湛水の過程。非常に興味深いです

カメラマン増山たづ子さんの写真もあるようです
私もどっぷり昭和人間ですので、なぜか懐かしく共感できます
もっとたくさん見たいな、と思いました

手作りのかばんやアクセサリーも展示しています

 

村の今と昔を比較した写真です。街の区画がはっきりと違いますね

人はひっきりなしにやってきます
実はココに着くまでは、
誰もいないのではないだろうか・・・と思っていました
見事に予測を打ち砕かれました

「ここ昔に来たことあるわー」とか、
「あの谷はココから行けたのねー」とか、
かなりの盛り上がりようです

この2枚の地図から湛水の前後を見ることができます
塚、櫨原、山手、徳山(本郷)、上開田、下開田、戸入、
そして唯一沈まなかった門入
当時はこんなふうに道で繋がっていたんですね

注目すべきはこの地図です
谷がすべて網羅されているようです
谷在る所に林道有り、です

Blue Starsさん
白谷や扇谷も行かれたんですねー羨ましい

今となっては数本のみ通行可能となりました
それも油断できません。廃道化の可能性大です
「いま行ける道だけでも行ってみよう!」と、決心を新たにするのであります

徳山会館から徳山湖を望みます
写真中央辺りに、村立小学校が沈んでいます

 

移設された、映画「ふるさと」の記念碑、忠魂碑はひっそりと

 

 

帰路、何気なく湖面を見ると、「あれはっ!とくまる?!」

 

帰りの車の中で、どうしてこんなに徳山村が気になるのか
考えていました
広大な自然?興味深い林道?廃村?
なにかピンと来ません

ふと思い出しました。私は一度だけココに来ているのです
確か1998年ごろに
岐阜へ何気なくドライブをして、どんどん山奥に入って・・・
記憶は曖昧でどこをどう走ったかも思い出せませんが、
間違いなく、村や人、橋は見たのです

ひょっとしてその記憶が背中を押している?

藤橋村 林道集

前回の深谷に引き続き、藤橋村の林道を散策しました
行き先は西前の谷、矢中谷、親谷と、おまけで高地谷となりました

今回はよくご一緒する「セロー寄り道日記」のセロ尾さんと
コンビツーリングです

【序章】
西前の谷に行く前に原谷に行こうと思い、出発すると
いきなりヤブ状態なので断念
ここは揖斐川の北岸、どんどん橋のちょっと上流辺りです
原谷はまだまだずーっと先です

 

【さて本題】
気を取り直し、西前の谷に
入り口はR417の高架下にあります

 

しばらくは川沿いに舗装道

路面状態は悪いです。石がゴロゴロ、路面はボコボコです

 

砂防ダムへ降りる作業道ですね
本線は左なのですが、草ボウボウ

 

ススキと格闘しながら進むと

 

さらに酷くなっていく。歩いて様子を見に行ったりしていたら

大規模崩落。これ以上は進めません


岩を触ってみましたが、驚くほど脆い
仕方ないので引き返します

 

ふと見上げると、見事な紅葉~

 

 

次は矢中谷に向かいます
藤橋城南側の小さな橋を渡り、R417の対岸道路を進みます
これが旧R417?

対岸にR417のロックシェードが見えます
散歩道路としてはこちら側が圧倒的に良いです

落ち葉が道から溢れそうなくらい

 

矢中谷の入り口に到着
以前は矢中谷林道でしたが、いまは揖北林道という名前に
変わっているようです
明らかに工事中ですね。そーっと入ります

 

時折、谷下に渓流が見えます
紅葉と相まって綺麗でいたが、写真がまずく
良さが伝わりませんm(_ _)m

道はダンプで踏み固められたフラットダート
走りやすいですが、所々ドロドロでバイクもドロドロ(T_T)

高度を上げると展望はとても良いです

もう少しで終点という所で工事中の看板が
行けなくはないかも知れませんが、作業中で人の気配がしたので撤収


Blue Starsさんによると、
この林道は久瀬側の林道と接続されるようです
そう言えば久瀬・小津の林道が工事中で西に伸びています(後述)
一旦村に降りて休憩にしました
お昼は名物「豆腐そば」なるもの。豆腐入り味噌ラーメンですね

 

お腹もいっぱいになり、続いて親谷に向かいます
R417から直接アクセス。北側に入ります

とても優しいゲートが迎えてくれます

しばらくするとダートになります。締まっていて走りやすいです

途中、渓流などと眺めながら
渓流ってうまく撮れないな

 

それにしても、さっきの西前の谷と同様、
光がしっかり入っていて紅葉が映えます。綺麗
気持よく、ゆっくりと流します

 

完全に車両が入っていないと思われる所まで来ました

 

小さな滝がありました。涼しげ~

この先で崖崩れなどあったので、歩いて様子を見に行くと
なんと、ハイエースが橋ごと落ちています(・_・;)

 

 

橋の先には道が続いていますので、川に降りて渡ります

 

数十メートルでこの有様。廃道化しています

 

仕方ない、ここまでですね。引き返すことに
セロ尾さん一服です
森に包まれてカッコいいー

まだ時間が早かったので、今日の予備で考えていた久瀬の林道に。
R303を南に下り、久瀬から県268に入り小津へと向かいます
大規模な道路工事をやっていました
これが最終的に矢中谷の林道に繋がるのだろうか・・・

 

工事箇所も終わり、昔の林道に入りました
ここは天狗谷と白倉谷の中間ぐらいです

少し先で白倉橋という古い橋がいい雰囲気を出していました

 

崩落して進めないので、歩いて先を確認します
突然舗装道になったかと思いきや、寸断されています

 

周辺をウロウロ調べて見ると、どうやら以前は橋があり川向こうに
道が続いているようです
川の向こう岸に建物と看板が見えます

 

とりあえず渡ります。ススキをかき分けながら

 

建物はトイレでした
輪留めがあるので、ここは登山口駐車場でしょう

 

花房山の中腹に滝があるのですね
写真をクリックすれば字が読めます
1.33km徒歩40分・・・無理です

当分って・・・

少し手間の最後の崩落箇所

この後、河原でセロ尾さんにいつものようにコーヒーをいただきました

「今年はそろそろ終わりでしょうかねー」

「そうですねー 寒くなるし雪も降るし」

「この冬は古いXRをイジるんです」

「あっ、いただいたヤツ?走るんでしょうかー」

「怪しいなー 何年も放置されていたらしくて」

「復活できたらいいね」

 

 

今回は藤橋村の林道を色々とまわってみました
いずれもピストン林道ですが、
結局、崩落や工事で終点まで行けませんでした
だけど時期が良かったのか、景色がとても良く気分よく走れました
セロ尾さん、今度は深谷行きましょうね(^o^)

 

揖斐川 深谷周辺

徳山ダムの南東に位置する深谷を見に行ってきました

きっかけはBlue Starsさんの記事です

揖斐川の支流を上がる林道で、距離もそんなにないし、
標高的にもあまり期待はしていませんでしたが、
なかなか面白いところでした

この辺りは工事の進入禁止箇所が多く、エントリ-地点は分かりにくい
ここが一番簡単だと思います

どんどん橋を渡ってまっすぐ進み、写真ドンツキを左です

 

川沿いをしばらく進むと、イビデンの設備があります

そこに分岐があります
右は簡易ゲートがあるので、一応左に進みます

 

ずっと1車線の舗装道ですが、木々見通しが非常に悪い
でも、こんなところ対向車はないと思っていたら、
いきなり四駆が道いっぱいに向かって来ました
退避所でかわします
後で分かったのですが、釣り人でした

このあと何人かすれ違います

 

川向うにはR417の高架が見えます

 

ダートが始まりました

 

林道の入り口?です
通行止めの看板は外されていました

 

特に林道の指定はなく、「砂防指定地 深谷」らしい

 

そんなに荒れていませんが、いきなり高度を上げます。急坂

 

看板は「砂防指定地区行為許可標識」
ごく最近設置されています平成27年10月5日
内容は作業路開設とありますので、もっと綺麗になるかも
まずは左に行きます(地図では行き止まり)

 

伐採の跡が見られます

 

奥のほうは車両侵入の痕跡なし

 

怪しくなってきました

 

崩落して進めませんので戻ります

 

先ほどの分岐に戻り、右に進みます
異常なほどの落ち葉でフカフカです

ここで!!!
急にサイレンの音が鳴り響きました
ダムの観光放水のようです

 

木々が多くてほとんど展望はないのですが、
なんとか隙間から撮ってみました。水が流れていますね

 

この分岐はキャタピラ跡のある左へ

 

だいぶ標高を上げました。R417がさっきより遠くなります

 

この辺りが最高地だったようで、ここから一気に降りだします

 

右手に分岐があるので行ってみます

 

崩れていますがなんとか通れます

 

完全に雑草に塞がれてしまいましたが、
その先にまだ道が見えるので超えて行くと

 

道が無くなるほどの雑草になり、断念

 

分岐に戻り本線を進みます

 

ずっとキャタピラ跡だけでタイヤ痕がありません
トラックは上がれないのでしょうか

 

下りがキツくなり

 

川越えがありました
綺麗な水だったので、ここで休憩します

 

ここは最近整備されてみたいです。法面がピチっとしています
崩れていたんでしょうね

 

右下は崖なんです
寄って走っていると縁石がありヒヤッと(・・;)
草で縁石が見えませんでした

 

舗装道の分岐に出ました
本線は右(舗装)ですが、一応左に行ってみます

 

なんと木が根っこごと倒れています
右から抜けられたので、進んでみると

 

廃道化していました

 

本線に戻り、ひたすら下ります

 

橋の上から下を覗くと

 

旧道の橋?
地図で見るとこの橋の下(川沿い)に道があったみたい
降りてみましたが、道は完全に無くなってました

 

出口はここでした
行きで、ゲートがあったため左に進んだ箇所です
ソフトなゲートなのでそっと開けさせていただきました

 

最高高度787m、この走行で約20kmでした
路面の変化があって、支線探索もでき、面白い道でした

 

 

【寄り道】
藤橋城の奥の東前の谷という所に行ってみました
立派なガードレールも設置していますが
すっかり廃道化しています

 

橋を渡ったところで道が無くなっていました
何のために橋を作ったのか分かりませんね

 

この辺りからは遠くに藤橋城とプラネタリウムが見えます
立派なお城ですね

 

廃屋もあり

 

廃墟?もあり
キャンプ場?


平成14年営業を一時休止。徳山ダム完成後、(平成19年度完成予定)リニューアルオープン予定だそうですが、
http://www.camping.gr.jp/ob/owa/shprcp0080?in_camp_c=00015
これってリニューアルしてませんよね?

 

 

どんどん橋と藤橋城
どんどん橋はなぜ洋風なのでしょう