池の平矢岳線 北条峠側

天竜区佐久間にやって来ました。池の平矢岳線を行きます

「林道池の平矢岳線」は佐久間町佐久間の北条峠(起点)から水窪町奥領家の大津峠(終点)までを繋ぐ山岳林道で、
当初は広域基幹林道として整備された道です

これは全域図。2019年5月に終点側に行ったときのログを合成しました
終点側は小和田水窪線と接続しています。ちょうど大津隧道のところ

入り口はココ    ※地図中央の十字マーク

全長11.9km。着工平成4年5月、完成予定は空白・・
標識の朽ち具合が歴史を感じさせる

よく分からないが、ここは中央構造線上だそうだ
蕎麦屋の看板に同記されているのがシュールだ

入り口付近には伝承館が建てられているが、現在は稼働していない様子

すぐにゲートがあるのだが、今日は開いている!
これまで何度か見にきたがいつも閉まっていたから驚いた(@_@)
しつこく来るといい事もある(*^^*)
閉められてしまうかもしれないが行くしかない。やっと記事にできる

基本は舗装だが断続的にダートが残る。地質は砂が多くたまに赤土だ
開けることは少なく、眺望は期待できない

地理院地図の実線表記を越えた

地方創生交付金を使って県が整備しているようだ
なんと、着工から24年かかっても中間地点にも届かない

終点は航空写真通り。直近で工事の様子は見られない
工事掲示もないことから一旦停止中なんだろう

ということで、池の平矢岳線の北条峠側は延伸停止中?でした
未開通区間はまだまだ長く、生きているうちに開通するでしょうか(^_^;)
今ならゲートが開いているので行けるかもしれません

 

ここに行くきっかけになったのはこのMASATOさんのストリートビューでした
2017年4月当時は500mほど手前が終点で、まだ生土状態

 

 

関連記事:池の平矢岳林道 まだまだ延びる

 

「池の平矢岳線 北条峠側」への4件のフィードバック

  1. 久々の新記事ですね(^ ^)/
    長期間未開通の原因は中央構造線なのか、それとも予算の問題なのか・・・
    中央構造線と言えば工事中の青崩トンネル、今のところ順調なのでしょうかね。
    最大4m/日での掘削らしく、開通が楽しみです!

    この東側のR152、5月に野鳥の森へ行った時通りましたがめちゃ細い区間があって苦労しました~

    P.S.冬が好きさんのブログも更新が止まっているので気になってます・・・

    1. ムンクさん
      雨ばっかりで全然行けません(T_T)
      さて、この道はず〜っと待ったわりにはその甲斐はありませんでした

      青崩トンネル、確かあと数年でしたよね
      兵越峠のあの延々と続く細道をパスできるのはありがたいですね(^^)

      冬が好きさんは夏が苦手らしいので涼しくなったら活動されるのでは

  2. 遠地探査お疲れ様です

    24年掛けてもまだ完成しないとは・・・
    林道のサクラダファミリアでしょうか?(笑)
    完成すれば長い路線に成るので楽しみでは有りますが、残念ながら予算的に無理なんでしょうね~

    しかし、様々な事情で完成しない道が結構あるんですね・・・

    今年は暑いわ雨ばっかりだわで、自分も林道行けてません・・・ストレスが溜まります

    1. ザビエルさん
      反対側からも開設しているのですが、航空写真から判断すると
      3年間で150mほど伸びています
      そのペースだとまだ30年以上かかりますね(^_^;)

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