日光市川俣にやって来ました。川俣檜枝岐林道を行きます
これまでに両側から3回来ているのですが、今回やっと抜けることができました
この道は日光市の川俣湖から馬坂峠を経て福島県の檜枝岐温泉までを通る山岳道路です
栃木県と福島県の県境越えができる林道の一つです
では川俣湖から出発(^^) ココ ※地図中央の十字マーク
踏切ゲートは開いている。幸先がいいぞ
水たまりや泥々もあるが、概ね平坦な砂利敷きが続く
無砂谷林道の分岐に来た
この奥には、日向河原小屋沢、スリ沢、滝返沢など多くの沢を渡る夢のような道がある
ここの確認も今回の目的
だが・・
入り口のすぐ先で道が無くなって進めない(T_T)
この道も古いねー
気を取り直して本線を進もう
反対側も少しだけ舗装になって、しっかり踏切ゲートが装備されている
馬坂沢の分岐に到着した
さあ、ここから本番だ(^o^)
当然の如く規制されている。反対側の状況を知っているので何の不思議もない
ゲートは開いていた。中では恐らく釣りと思われる4輪を何台か見かけた
砂防ダム付近の光景がなかなか良い
ここが以前引き返した箇所。崩落はモルタルでしっかり補修されていた
※2018.6の状態
思ったより平和だ。もっと厳しい状況を想像していた
ずっと木々の下を走る暗めの道だったが、ようやく少し開けてきた
地形からしてジャーコン沢では何かあるのではないかと予想していたが・・
案の定崩れていた。でも問題ない範囲だ
次第に荒れてくる。デカい石が増えてきた
んっ?なんか後ろでボコボコ言ってるな(ーー;)
まっ、マフラーが外れとるやんけ!
どうやらマフラーバンドが切れたようだ。いつもの金属疲労だな(^_^;)
なにもこんな所で切れなくてもいいやん・・
だが、グチグチ言っている場合じゃない
これで良しっ(^^)v
タイバンドを考えた人は天才だと思う
益々荒れは酷くなり、
腕も疲れてくるが、マップを見てもうすぐ県境だと分かると
ちょっとヤル気が戻ってくる
おー ここにもゲートがあるのか
開いていて助かった
若干の崩れもあるが問題ない。先人のおかげかな?
砂が多くなってきたな
何となく見覚えのある光景だ
たぶん前回に上から下りてきて引き返した場所だな
おっと、対向車だ。こんな道を勇気あるなー
と、思ったらスタックしてるじゃないかっ!
パッと見で素人の車じゃない事は分かった。その道の専門家だろうか?
辺りに人はいない。LEDライトが放置されていたから夜間まで格闘していたのか
腹を乗せてしまい、動けなくなった様子だ。チェーンまで使ったようだが
それにしても右も左も隙間がない
石を積んだり、土を盛ったりして何とか脇を抜けられた
それはそうと、この水戸ナンバーのドライバーはどうしたのだろう?夜通し歩いたのか
どっちへ降りても人家までは気が遠くなるほど遠いぞ
一人ならきっと泣いてしまうな(T_T)
ここまで来れば馬坂峠はもうすぐだ
登山口の駐車場が見えてきた
やった到着だー \(^o^)/
車がいるということは檜枝岐側の通行止めは解除されたようだ
あとは、ちょー平和な砂利敷きを淡々と下るだけ(^^)
ここでゴール。完抜けだ
今年、私の暑い夏はこうして終わった
川俣檜枝岐林道。やっと完走できました
一番の難関は軽トラだったというオチがありました(^_^;)
川俣側は思ったより状態が良かったのですが、これは先人による処置のおかげだろうと思います
ただし、未だに道の状態は”普通ではない”ので、川俣側が開放される見込みはなさそうです