奥仙俣から勘行峰へ 本谷沢林道

静岡県静岡市葵区に来ています。奥仙俣から勘行峰を目指します。
勘行峰と言えば井川雨畑林道の入り口の一つ。ここへは何度も来ていますが、このルートは初めてです

航空写真では道が描かれていませんが道筋は確認できます
地理院地図では実線表記(車道)です。後半はかなり険しそうですが・・

県27を上落合で逸れ、仙俣川沿いに北上する

途中で黒川林道の起点があるけど、これは後で行くことにする

本谷沢林道の起点に到着。右方向に上がる

シナノキ沢線との分岐。これは左へ
地図ではシナノキ沢線はすぐに行き止まりな様子だ
ここ先は雰囲気が一変する。ココ ※地図中央の十字マーク

仙俣川を渡る。上流からの土砂の流出がかなり激しい
多雨時はこの橋は沈んでしまいそうだ

ポールがあるが封鎖はなし。ここからダートになる

なんだ、いい道じゃないか~(*^^*) と油断していたら、

崩落箇所が続く。しかしなんとなく均されているような

 

先人がいるようだ。2,3台のバイク跡。この先もずっと続いていた

路面の状況がさらに悪化。普通車はこの先は無理だ

やっぱりあったな、ゲート (ーー;)

施錠はされていないが、こういうのが危ない。
中で作業中の場合がある。閉められてもいいように脇のチェックを欠かさない

ここからは水ノ口線。脇の石積み処置が実に丁寧だ(~_~)

しばらくはコンクリ舗装だけど落石・土砂流入が多く、走りづらい。どうやら放置状態だ

かなり危なっかしい箇所もあるけど、先人が通った跡(均した?)があって非常に助かる

比較的新しい砂防ダムの補修。かつて、整備はしていたようだが。

このような崩落が続く。この辺りが勾配的に一番険しい区間

深い谷を跨いで道が続く。こういう光景は気分が良いね~ (^.^)

4輪の轍があって驚いた。上から来たんだろうか

終点にはしっかり施錠ゲートがある

これは初めて見た。5桁のアルファベットダイヤル
一体何通りあるのだろう(^_^;)
でも、単語にすれば覚えやすそうだ

石積みの脇固めは下のゲートと同じ。右脇が抜けられそうだ

勘行峰線側から見たらこうなる。今までこれには全く気付かなかった。ココ

無事抜けられたので、百畳峠まで行ってみよう(^o^)/
県民の森は閉鎖中?なのか

笹山登山口から見る井川湖。この眺めが大好き(*^^*)

百畳峠駐車場の車は2台。ここから上がるのが山伏山頂(やんぶし)までの最短ルートだ
山頂も一度ぐらい行ってみよう!と思うけど、今日も行かない(^_^;)

この先はいつも通り工事規制。しかもA型ゲートは開いている
今日は土曜日、まず作業中だ

異様な光景が目に飛び込んできた
峠付近で大規模な改修が行われていた。剥がれたのだろう

井川雨畑林道と合流。本線南側はA型ゲートで閉鎖中

 

 

真新しい補修跡。これは最近まで崩れていたか

山伏橋。今日はなんか嬉しい(^.^)

先日コメントでいただいた情報だと本線はかなりの被災状況だという事だった
ここは道が完全に埋まっていただろう

ユンボが2台お辞儀をしている。なんだろう?

ワイヤーで小型のユンボを吊ってる~

なるほどこうやって作業するのかー
しかし乗ってる人は命がけ。ほんとに厳しい現場だ

峠付近に作業現場があった。まさに着手中だ

ゲート前には若干の土砂。向こうには残雪が見える
このゲートは県境にある。手前が静岡県静岡市葵区小河内、向こうが山梨県南巨摩郡早川町雨畑

残念ながら雲海は見られず。

これが井川雨畑スケール。2000m級の林道は一味違う
林道愛好家の山神さんと私はこの道にすっかり惚れ込んでいます(*^^*)

※山神さんは後日この先に行かれています(この記事)

本谷沢林道~水ノ口線は完抜けできますが、途中からは2輪専用です。がれ場有りです。
危なっかしい箇所もあったので、ちょっとした事で通れなくなるかもしれません。
井川雨畑線を走れたのは思わぬ収穫でした(^.^)

この後、勘行峰から黒川林道を行きます

 

 

静岡市葵区桂山 細木林道

静岡市葵区桂山に来ています。細木林道を行きます。

ブログにコメントいただいたmatさんの情報で通れることが分かったので走ってみます(^^)

入り口はココ ※地図中央の十字マーク

コンクリ舗装とダートが混じった小勾配の道を上っていく

分岐で直進が本線(行き止まり)で、折り返すと新しい林道だ

ここも細木線の本線になるのか支線なのかは分からない
開放的な道だ。自然土、ゆるい下り

やがて桂山展望台に到着。こんなかわいい小屋風だった(^_^;)

眺めは良いのだけれど、木がちょっと邪魔になるかな(^.^)

この坂! めっちゃ急で私はまくりそうで怖気づいてしまい、行けなかった
行った方、上はどんな状況か教えてください(*^^*)

有渡沢線に合流。折返し分岐からここまでが桂山線だったのか??
そのまま南下して打越峠を目指す

打越峠には、今回の本当の目的がある

これだ。
支線扱いなのか分からないが、このピストンを見に行こう

そしてここの管理者が今私がもっとも気になる人物「狩野真木」さん
静岡市の林道で何度もお見かけするお名前です
狩野氏? 大地主? 調べても情報がなく謎ですが・・

入り口の荒れ具合とは違い、意外と綺麗な道のり

草が多い所もあるけど、明るく展望も効く。好きなタイプの道だな

車は入っている様子。特に何もないけど作業だろうか

そして気になるGoogleMapのこの表記↓
こんな所にレストランって・・(^_^;)

1kmちょっとで終点になった。地図通りだ

 

打越峠からさらに南下するとリゾートホテル鈴桃の横に出てくる

こちら側が有渡沢線の起点。細かい区間で林道が分かれているようだ

細木林道は大人しくのんびりとした道でした。途中で展望台への新道に乗り換えましたが、細木線自体は行き止まりです

こんな感じの地図には載っていないけど実は繋がっている道は楽しいですね(^.^)

この後、奥仙俣に向かいます

 

 

 

三峰川林道 閉ざされた楽園

田城原高原を後にして、三峰川林道を行きます

三峰川沿いを通っており非常に長い距離でとても魅力的な道です
地図で見る限りでは小熊沢までは続いています

塩見岳をはじめ途中に登山口もあり、かつては観光の主要ルートとして使われていたようですが、
現在はゲート閉鎖の為一般車両は通れません

林道閉鎖の原因は落石による自動車事故らしいですが、閉鎖後は日帰り登山が困難になってしまい、
観光課としては頭の痛い状況だと想像できます
できることなら安全対策を施して是非開放してほしいものです

落石や崩落の可能性はどこの林道でも同様だと思いますので、閉鎖されるかどうかはケースバイケースですね
事故の詳細は分かりませんが、責任問題に発展すれば閉鎖となるのは致し方ないでしょうね

三峰川に降りるまでは田城原林道となっており、この区間は高低差が大きい

ここは塩平峠(しょべら)。塩平・平瀬集落の望郷記念碑がある
この集落は戸草ダム建設で水没するために移転したが、その後ダム建設は中止。
住み慣れた地を離れるのは相当な決断だったはずだが、挙句の果てに取り止めとはどういう事なのか

途中に建造物もあって驚く。まだ住んでられるのか、作業の為なのか

三峰川林道との合流が見えてきた。いよいよだ(^O^)

右がゲート、大曲駐車場方面。左が下流方面だ

いきなりゲートがある。開放されているのか、作業車が入っているのかは判断できない

丸山谷方面との分岐。伐採中の看板があるので避けて本線右へ

さらに下流へ。工事中の看板が何箇所かある

ユンボにビックリするがエンジンは冷えていた。今日はお休みだろう

崩落跡がいくつも見られるが車両の通行を妨げるほどではない

この辺りで作業車の軽バンに遭遇!!
点検中らしく人は居なかった(^_^;)

少し下流に橋が見えたので降りてみた

この辺りまでは高度があるけど、林道は次第に下っていく

橋は普通に渡れるけど、その先に道が続いていない
対岸に渡るだけの目的なのか?

木製の人専用の橋もある。これも対岸に渡るだけ

観光向けでしょうね

めちゃくちゃ崩れてきそうな区間だ。小さい石がコロコロと落ちてくる
通っている最中に斜面が滑ったら終わりだな゚(-_-)

対岸もこのような斜面がいくつもある。とにかく絶えず崩れている様子

平坦な道がこんな感じで延々続く
紅葉の時期は最高じゃないだろうか(^o^)

三峰川第二発電所まで来た。この時は無人だった

更に橋を探索。ここは他とは様子が違った

西風巻林道。
可能なら行きたかったけど、施錠封鎖だ
こんな場所で誰向けの封鎖なのか・・(^_^)

ここで対向車がっ!!

関係者と思われる普通車と離合した
叱られる(@_@;)

と、思ったけど会釈でスルー。優しい方でよかった

水面が最も近づく地点。水が綺麗で清々しい(^.^)

 

目前に赤テープが!

歩いて見に行くと、

道が落ちている・・

川に浸食されたようだ

この幅では歩きでも無理っぽい

その先もかなり酷くヤラれている
さっき離合した車はこれを確認しに来たのだろうか

大黒沢登山口までは行きたかったけど、ここで撤収した。

三峰川林道はとても明るい林道でした
静かな川の流れと河原の木々のコントラストが綺麗で
誰もが立ち寄ることが出来ないのは本当に残念です

ずっと水辺が近く開放的な気分で行けて、山奥の道と違って安心感があります
ただ、落石多数で災害に弱そうな道だと感じました
路面は終始カチカチのフラットダート。見通しは良いです

崩落の為途中で断念しましたが、道はまだまだ続いています
いつか最後まで行ってみたいです

この日(土曜日)は工事作業はお休みでしたが、点検車両が2台、関係者と思われる普通車に1台遭遇しました
平日は絶対に無理でしょう