栗原川林道 すべては皇海山のために

万沢林道を抜けた後、沼田市利根町にやってきました
目的は栗原川林道(Googlemap)です。利根町の追貝から根利まで通じています

関東ではとても有名な林道らしいですが、予想を越えたスケールで素晴らしい道でした
群馬では最長の、というか全国でも間違いなく最長の部類に入る40kmの山岳道路です
しかもほぼ未舗装で本線は全線一般開放です

ここはあえて4輪の方にお薦めしたいです
理由は徹底した道路整備!
管理しているのは利根沼田森林管理署さんですが、その管理力には驚きました
走ってみると分かりますが、非常に険しい山間を通るうえ地質も脆いため、多数の崩落箇所がありました
ですが、その全てに手が入っており、しかも4輪の道幅を完全に確保しているのです

恐らく頻繁にパトロールしていると思われますが、
景勝地である皇海山(すかいさん)へのアクセスを死守するという事でしょうか、
並々ならぬ気迫を感じました

本当に素晴らしいお仕事ぶりに私は感心というか、感動しました
ではスタートです。ココ 今回は追貝側から入ります

序盤は舗装とダートが交互に現れる

本線は常に皇海山方面だ

この類の看板は初めて見た
林道は全てこれでいいのではないか?

不法投棄は別として、一般車両通行禁止とか、~の為通行止めとか。
それらは施錠を含めて事故発生時の責任回避対策だと思うが、
車両が通ることができればあとは自己責任で十分だと思う

とにかくめっちゃ車が走っている様子の道だ
実際に道中に10台弱の車と離合した。なぜかバイクは0台(^_^;)

これは”元”レールではないか!? なかなかユニークだ
この周辺が最も道が荒れている部類だった

素掘りのトンネルなんかもある(^^)

支線もいくつかあるけど全てゲート封鎖してある
今回は本線で十分楽しい(必死)なので支線は探索すらしていない(^_^;)

恐らくはたいがいの人が休憩するであろう沢の畔
汗だくなので頭から水をかぶった。これがたまらなく爽快なんだ(^o^)

皇海山の登山口に到着。登山ポストはここにある
この日は車は1台だけ。シーズンには一杯になるらしい・・

めちゃくちゃ立派です。泊まれそうなぐらいだ

ヤマハのキーが置いてあった。たぶん忘れ物だ
家っぽいキーもある。この人はどうしたんだろうか?

こちら側にゲートがあるけど常時オープンしている様子だった

皇海山の南側もすごくいい感じの道だ

なんて素敵なんだろう・・ 実際はもっと綺麗です
これがアスファルトだったら興ざめだろうな

崩落箇所が多数。でもしっかり処理されている

ここも。

これは右側が若干落ちている

これも。

これも崩れた跡

すべて森林管理署さんのおかげです

四差路に出た。ココ

左右にピストンの支線がある。どちらもゲート封鎖

そして今日も立派な切り通し。思わず見上げる(^^)

左は新地林道。長いから探索したかったけど気分的に十分だったので次回にした
うまくいけば県257に出られる

オープン オープン♪

獣避けゲートは特大サイズ。どんな猛獣がいるのやら
あとは根利集落まで緩やかに下る

栗原川林道。間違いなく記憶に残る素晴らしい林道でした
私はリピーター確定です。遠いですけど(^_^;)

最初にも書きましたが管理状態が凄くいいので通過可能期間も長いのではないでしょうか
林道好きな4輪の方も是非訪れてみて下さい。舗装化が進む前に。

休憩もそこそこに一気に走り抜けたので、下山する頃には腕も足もパンパンでした(~_~)
今度は反対側から行ってみようと思います。あと、支線探索も(^o^)

 

※事前の情報はこちらで(沼田市HP)
http://www.city.numata.gunma.jp/kanko/sukai/index.html

冬季閉鎖は例年11月下旬~12中旬より4月下旬~5月上旬の期間みたいです

 

 

※残念ながらこの林道は閉鎖されました(令和2年3月3日)

沼田市のHPで掲載されています

2020年8月に様子を見に行きました。→栗原川林道の閉鎖状況(根利側)2020年8月

 

 

赤沢線その2~万沢林道 完抜き

群馬県みなかみ町に来ています
上の写真はたくみの里という観光地です。のどかな雰囲気で楽しめました(^^)
黒ずくめのきったない私に皆さん気さくに挨拶してくださいます

 

さて今回の目的は「赤沢線その2」。
5月に行った秋鹿大影林道の途中で分岐する赤沢線がどうしても気になってしまい、反対側から入ってみようという企みです。秋鹿大影側にはゲートがあることが分かっていたのですが、とりあえずそこまで行ってみます

入り口はココ。スキー場へ向かう

本線は左に降りていく

すぐに踏切ゲート。脇が・・

この日は施錠をしていなかった

しばらく舗装路を走った後ダートになった
途端に草に覆われる

法面剥がれの崩落現場。通路を確保して進む

「赤沢林道終点」と「赤沢線その1起点」の標柱が同居(^^)

どうやらこの道は舗装路とダートが交互に現れる

いろんな表情を楽しみながらゆっくりと進んでいく

高圧線に沿うように延びているので鉄塔保守用の作業道だろう

そして霧峠に到着\(^o^)/ 秋鹿大影林道との合流地点だ
こっちのゲートも開いていた。今日はツイている

ここが「その2」の起点。途中に「その1」の起点は発見したけれど、接続点は見つけられなかった

途中で出会った長岡ナンバーのセロー乗りさん
見ての通りピカピカの新車だ\(^o^)/
最近買ったばかりらしく、地元の湯沢のバイク屋さんで新車3台を抱えていたそうだ
今後恐らく希少品になると思われるセロー。今なら手に入るけど・・
セロ尾さんが付けていたスクリーン?も装備されていた

地元の方なので当然情報収集(^^)
お薦めの林道をいくつかお聞きしてここで別れた

 

赤沢林道をクリア。これでぐっすり眠れます(^^)

 

次の行き先は決まっていた。やはり前回は行けなかった万沢林道へ
サクッと入り口に到着。ココ
おーっ! ここもゲートが開いている。やっぱり今日はツイている

どうやら野反湖側へは抜けられないようだけど、このチャンスは逃さない

かなりダンプ跡はあるけど、自然土で適度に勾配があって楽しい道だ

沢沿いかと思っていたけどそうではなく、終始森の中を突き進む

いよいよ予告看板だ

まさに作業中。道をごっそり付け替えている
精一杯の笑顔で手を振ってみたけど「行けませんよ!」のサイン。当然だな
現在11時40分。ここはランチ作戦に出てみる(ー_ー;)

アスファルトを敷き直ししているようだ。この段差は30cm以上ある

じっと待つこと20分。12時きっかりに皆さん休憩へ出発
私はユンボの脇をそろそろと通過させていただきました。南波建設さんごめんなさいm(_ _)m

無理やりだけど・・ 完抜き\(^o^)/
やっぱり今日はツイていた。

 

あとは万沢ストレートを疾走~

 

 

この後、沼田市利根町まで飛びます
いよいよ栗原川林道を行きます。別の意味で感動しました

 

 

 

北志賀林道 リベンジ

志賀高原にやって来ました。目的は北志賀林道を行くことです。別名(雑魚川林道)とも言うらしい

昨年9月に丸山林道から接続しようとしてゲートを越えられず諦めた林道です
このゲートには迂回路があった事を後で知り、とっても後悔していました
崩れているという情報もありますが、とりあえず行ってみます

今回は志賀高原をぐるっと1周するルートにしました
竜王から倉下林道~志賀高原一の瀬~県471~県502~カヤノ平~北志賀林道~竜王へ

ここは竜王スキーパーク。ゲレンデ内を倉下林道が通っている

スキー場を抜けてアワラ湿原の入り口。ココからダートになる

砂利敷ですごく走りやすい

一の瀬ゲレンデの近くに金倉竜王林道との分岐がある。ココ

今回はゲートの確認のみ

一の瀬ゲレンデの駐車場に出てくる

県道を使ってカヤノ平まで行く

これがカヤの平牧場。生物が何もいないけど休業中なのだろうか

牧場のすぐ側に入り口がある。ココ

これがカヤノ平側のゲート。錠は固い

恐らくここが一番の崩落箇所だったであろう場所。現在は片付けられていて走行可能になっている

眺望はあまりないけど、特に暗い訳でもない

なんだか古い感じのする林道だ。たまに4輪に厳しくなる

実はこの北志賀林道は地理院地図上では2本線で描かれている。立派な1車線道路という事
でもそれは随分昔の話かもしれない。普段走っている単線描画の軽車道と何ら変わりない

そして見えてきた竜王側のゲート

錠も脇も固いと思っていたが、こんな抜け道があったとは・・

難なく通過できた(^o^)

あとは、北志賀小丸山スキー場を抜けて降りていく

無事、志賀高原を一周できました\(^o^)/
北志賀林道は平坦で走りやすいですが、何箇所か崩落跡がありました。通行できない事もあるでしょう
この周辺では丸山林道が一番おもしろいです(^^)