一級村道ウツルギ沢線~安ケ森林道 福島県へ

引き続き日光市の山の中。
川俣檜枝岐林道で県境を越えられなかったので、こちらへやって来ました

目的は安ケ森峠(Googlemap)。事前の調べでは(と言ってもあまり無いですが)、栃木側は舗装路で福島側はダートらしいです

最初はウツルギ沢線で始まる。ココ

途中で安ケ森線に接続する

優しいゲート(^^)

災害箇所のようだけど応急処置は施されている様子だ

雨がポツポツ来ているから合羽は脱げない。実にイライラする

こんな大木が放置されている。変だな(ー_ー;)

バカな私はこの辺りでようやく気付いた。
「この道は既に使われていないのではないか・・」

無事安ケ森峠に到着するも、なぜか気分がパッとしない
希望通り県境を超えられて願いが叶ったのだけれども、なんかモヤモヤする
きっと雨のせいだ

ここからは鱒沢線になる。ダートだ!福島県だ!

最初は何と言う事もないが、次第に廃道っぽい雰囲気に包まれる

とにかく砂の流出が凄い(~_~)

やがでシングルトラックになってしまった

いよいよヤバくなってきた

オフ車か?先人がいるのか。ならばっ!

この沢は微妙だ。写真では伝わらないが結構な傾斜だ。しかも砂。助走区間も無い。
降りたとしても登れないな

向こう側に抜けられなかったら戻って来れなくなるから諦めた。
複数だと確実に続行する場面だが、残念だ

という事で”一応”県境は越えられましたが、抜けることは出来ませんでした
安ケ森林道は複数メンバーで攻めて下さい

※追記
カークさんの情報により、福島県側からは10kmぐらいで道が崩れて通れないようです。今のところ完抜きは出来ません

 

川俣檜枝岐林道

栃木県日光市に来ています
男体山の探索に続いて川俣檜枝岐林道を行きます
目的は馬坂峠。そのまま檜枝岐温泉まで抜けるはずでした。ところが・・

これが川俣湖(Googlemap)。水位が若干低めでしょうか

橋を渡って右方面が入り口。ココ

昭和40年! 半世紀じゃないか! 歴史あるな~

踏切ゲートの脇を

・・・

しばらくするとダートになる。とにかくダンプ跡がひどい

イラスト付きだ(^^) 大好きですこういうの。
これを書いた人は洒落が利いています

工事の真っ最中だ。歩いて見に行くと崩落を改修していた
その様子をボーッと見ていると、現場監督らしき方に首を左右に振られた。仕方なく引き返す

これは大きなロスだ。
川俣湖沿いに上がっていくと近いのだが(赤いルート)、
通行止めのためにぐるっと回り込んで行く事になった(青いルート)
めちゃめちゃ遠回りだ。

 

ぐるっと回って県249のとある場所
「通行止め」とあるが、大雑把すぎてどこからどこがダメなのか分からない

栗山舘岩線とは県350の事。それは事前に冬季閉鎖だと分かっている
行きたいのはそっちじゃない

ココが栗山舘岩線(県350)の入り口(右方面)。予告通りゲート封鎖

雪は無いようだからすでに通行可能な様子だけど、錠も脇も固い
気になるのは看板の文言

「冬季 豪雪につき」
「夏季 工事につき」
車両の通行を禁止します
って年中という事か!?

一応7/20解除と書いてあったが。

 

私が行きたい川俣檜枝岐線も通行止め警告。行ける所まで行ってみる

馬坂2号線の入り口に到着。さあ、ここから本格的なダートが始まる

パイプA型で閉鎖中だ

途中のダム湖は水位が低すぎて干上がっていた

たまに荒れたり崩れたりしているけど大した事はない。どんどん行こう

大きな切り通しを過ぎると、雨が降ってきた
私の一番嫌いな雨走行だ。唐突にヤル気が失せる(~_~)
仕方なくいやいや上着だけ合羽を着る。あ~~やだやだ

ブツブツ文句を言っていると、

目の前に大崩落現場! これは行けないー

頭上を見上げると上側の岩が今にも剥がれてきそうだ

歩いて上がってみると、向こう側の道は綺麗なものだ

数々の看板通り、馬坂峠へは行けませんでした
ただし、この崩落は岩を片付ければ通れる程度なので復旧は案外早いかもしれません
散々振り回された挙げ句に、峠を跨いだ栃木~福島の県境超えは叶えられませんでした(T_T)

因みにここまでの道のりは大して面白くないです。良いのはここからだと思います

 

この後、安ケ森峠へ向かいます

どうしても峠で県境を抜けたい私は、
馬坂峠がダメな場合の為にプランBを準備していました(ー_ー;)

二の矢を放ちます。

 

 

 

表男体山林道 荒涼の谷の先には

男体山(Googlemap)の周辺を探索に来ました

栃木県日光市の中禅寺湖の北側に位置します

ルートはいくつかあります

メジャーなのは北西から入る裏男体山林道。
いろは坂から上るルートが最も山頂に近づけそうですが、どう見ても登山道になりそうなのでパス。
今回は男体山南東の清滝から丹勢山(たんぜやま)を通る「表男体山林道」を行きます

入り口はココ

森の中の宅地の奥に道がある

丹勢山の散策コースのようだ。案内板がある

舗装されたつづら折りを上がっていく。そこそこ勾配もあって散歩には丁度いいのか、地元の人が散歩していた

最初の分岐。丹勢山は正面だ
ここに駐車場があったから、登山者はここで車を止めて歩きだ

すぐに踏切ゲート。群馬・栃木は基本これだ
この種は何個も見てきたけど場所によって甘くもあり、厳しくもある

2つ目の分岐は左(男体山方向)へ

めちゃめちゃダンプが入っている様子だ
笹は草刈りしている訳ではなく車が車体で通路を開けている感じ

この広場の辺りが丹勢山山頂に最も近い

マーキングされた木がたくさん。本来はその管理用道路なのか

整然と木々が並ぶ間を通り抜ける。すごく気持ちいい(^^)

ちらっと見えるのは中禅寺湖
思ったより標高差がない事に驚く。普段、湖は見下ろすものだと思っている

GPSを見ると自分の標高は1300mを超えている
さすがに日本一標高が高い湖と言うだけの事はある

フラットな砂利敷をぼちぼち進む

ここもダンプに狩られただろう笹の回廊

所々道路整備されている

正面に見えるのは大真名子山(おおまなこさん)か。2300m超はさすがに高いな

再び古い道に戻った。途端に状況が悪化する

4輪だ。よくこんな所を入っていく

砂防ダムに出た。ここはちょっと面白い所だった

奥へ入ろうと思ったけど砂地だから歩きで行ってみる

ゲッ!
鹿かな?

石が凄く軽い。火山岩が砕けたようだ
調べてみたら男体山は現在も活火山だった

この谷だけもの凄い強風が吹いていて、まさに荒涼とした風景

ここから先がさらに状況悪化する

岩ゴロゴロになり、

・・・
あかん、これは無理だ

「路肩注意」は車両用だろう。この道はいつまで生きていたんだろうか?
行き着いたのはこの辺り

 

帰りは裏見の滝へ降りてみた。ここも常時ゲート閉鎖な様子だ。脇は固い
降りてくる途中でダンプとすれ違った

 

表男体山林道は綺麗な道で景観も良く面白い道です
志津小屋まで行けたらその先はもっと可能性があったのですが、あの状況では歩きのみ可能です
作業している可能性大なので要注意です

 

この後、川俣湖に向かいます

 

 

 

※2021.10.31 追記

空冷さんが完抜けされました\(^o^)/

経路は清滝〜志津小屋〜戦場ヶ原
空冷さんは通行を自粛されましたが、例のV溝は山側にバイパス路があるようです

 

※2023.05.02 追記

トッドさんが自転車で戦場ヶ原から清滝に抜けられました
例のV溝は修復されたようです

 

※2023.10.26 追記

ムンクさんがこの周辺を詳しくレポートしています
https://utsukusino-mori.com/uranantai_2023-7-24/