9月18日に田代峠に置き去りにしたDトラの引き上げに再び清水市に向いました
あれから6日経つのでバイクがどうにかなっていないか心配です
本日は9月24日(日)
日曜日にした理由はみなさんお察しの通りです
プランはこうです
・清水市で軽トラ(4駆)をレンタルして行ける所まで山を上がる
・あとは徒歩で現場まで行き
・用意した方法で坂からバイクを上げる
・軽トラの所まで行ってバイクを積んで下山
・レンタカーを返してそのままバイクで帰宅
装備は、ラダーレール、シャベル、ロープ、滑車、ハンドウインチなどなど
そして、到着。いざ!
難関は3箇所。崩れた洗い越しと、溝状態の箇所と、どうしようもない崩落箇所
まずは洗い越し。上手い人ならそのまま行くのでしょうが、
私はビビリなので出来るだけシャベルで均します
これを、
この状態までした。30分ぐらいかかった
そして、第一関門突破
もう一箇所の溝状態の道は、あまりにも夢中で修復したので写真を撮るのを忘れた
幅3mぐらいの道に、幅が50cm、深さが30cmぐらいの溝が
道に対して斜めに10mぐらいの距離でエグれてる。どう通ってもタイヤがハマってしまう
タイヤが通るであろう2箇所をせっせと砂利で埋めてクランク走行で抜けた
ここにも20分ぐらいを要した。第二関門突破
そして、第三関門は結局突破できず、諦めて歩くことに
ロープを合計60m、滑車やウインチを担いで歩くこと約30分
開拓した道に到着。よかった、まだ崩れてはいない
先に進むと、バイクは無事でした(^^)
さて、引き上げ作業の開始。まずはウインチから
ハンドルバーにウインチを固定して巻き取って登ろうとした
ロープを張ってハンドルを回す
一応進むが遅すぎる~ これでは腕がもたない。日が暮れてしまう
次は滑車。これは論外だ
バイクに跨ってロープを引きながらハンドルを固定するなど所詮無理なのだ。バカだった
結局有効だったのはこれ。以前クリスバーチの動画で観て、それを真似てみた
これが大正解。面白いように坂を上る
しかし、弱点もある
1回の巻取りで進む距離が短い。すぐにキャリパーにロープが干渉してしまう
しかもホイールに巻き取ったロープを解くのが大変。ガッツリ食い込んでいるからだ
1回の巻取りで進める距離は5,6m。何度も何度も解いてようやく坂の上まで上げた
3時間ぐらいかかった。そして坂を何往復もしたので足腰がヨレヨレだ
たっぷり休憩してから、バイクに跨り軽トラのところまで走る。感動して泣きそうだった
アクセルをひねって轍を駆け抜けた時、改めてオフ車の走破能力を思い知った
歩くとあんなに大変なのに一瞬だ。いとも簡単に着いてしまった
積み込みも無事完了し下山した
※下山途中
なんと!道の真ん中に軽トラが停まっていた
ヤバイ絶対に怒られる、と思ったが
どうやら草刈りの作業者のようだ。ちょっと下で音がする
しばらくすると優しそうなお父さんが車に戻ってきて車を移動して通してくれた
お礼を言って会釈すると、近くにいた娘さん?が一言
「バイクどうされた?」
「立ち往生して引き取りに来たんです」
「道が悪いから気を付けて行きなされ」
「ご苦労様です、ありがとうございます。」
そして、疲労と身体に痛みを感じながら晴天の新東名を西へ。
今日は実に充実した日だった