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北沢林道 完抜 中房編

安曇野市穂高の北沢林道を再訪しました
北沢林道は浅川山を境に南北に貫いている山岳林道で、北側半分は実質通年通行止めです

今年の5月に満願寺側から入ったのですが、崩落により途中で引き返しました
今回は反対側の中房発電所から行きます

安曇野在住のhavocさんに有力情報をたくさんいただきました。ありがとうございますm(_ _)m

ココが県327の中房第五発電所。この奥に中房温泉がある為かタクシーや自家用車が割と頻繁に通る
ゲート前でコソコソしていたら丸見えだ(^_^;)

なるほど、情報通り左脇が行けそうだ
盛り上がっている事が幸いしてポールの上をハンドルが通る
錠前はアルファのディンプル

↓のストリートビューの画像と比べてみるといくつか違いがある事が分かる
錠前の位置が違い、ゲート向こうの岩が無くなっている
以外にも使われているな、このゲート

※ストリートビュー 2012年2月時点

さて、意気揚々と出発! と 行きたい所だけど、
すでに標高は1200を超えていてめっちゃ寒い(~_~) 追加でダウンを着込む

岩が落ちてはいるものの非常に平坦な道だ

これはギリ潜れた
途中、伐採用と思われる支線があった。その作業で車両が入っているのかも知れない

とにかく枯れ葉の堆積量が凄い。リアが滑る滑る

冷沢と言うだけあって、さらに冷え込んできた
いよいよ手が痺れだしたから、グローブも冬用にはめ替える

まだまだ道の状態はとてもいい
とても広く、4輪が離合できそうな程だ

もう一つ潜る。今日は伐採作業が無くて楽だ(^^)

ちょっと怪しくなってきた。この先に車は入っていない感じだ
さっきから猿がギャーギャーうるさい。でも邪魔者はオレのほうだな

地質が変わってきた。砂地だ。これはこれでまた進みづらい
石灰岩か?非常に脆い岩だった

崩れている箇所が多くなり、次第に不安になる(ー_ー;)

これはヤバいか? がんばって枯れた笹を掻き分けて進む

その時、見覚えのある光景が・・

やっぱり、引き返した崩落現場だ\(^o^)/

しかし、道は険しく

先人の功績?をありがたく感じつつさらに上へ

ここの左側は崖だ。こういう場面ではガードレールの存在が心強い

富士尾山と林道が目に入る。これも見覚えがある
道がグルっと右に方向を変えると、

崩落現場に到着! 完抜きだー\(^o^)/ (一応だけど)

予想通り前と何も変わっていない。修復着手される事はないのだろうか
砂地だから分厚いモルタルが無ければ手作業でも道を開ける事が出来そうなんだけどな

寒かったけど、なんとか年内に来られてよかった。冬を越えると状況が変わってしまうかも
沢の水はすでに凍結が始まっていた

北沢林道は崩落現場を除いて完走出来ます。上手い人や複数だと越えられるかも知れません
派手な眺望も劇的な地形もないですが、私はこんな風に地味に生きている林道の雰囲気が好きです

※2018.5のルート

この後、三郷スカイラインに向かいます

 

 

※2021.10.16追記

havocさんがモンキーで完抜けをされました(^o^)v

大崩落は土砂が除去されています

中房側のゲートは健在

 

 

 

高天良山周辺の林道

下呂市金山町や加茂郡白川町の林道を周ってみました

まずは飛騨谷林道。R41から直接ココを入ります
地図上ではささゆりトンネルの真上まで行けそうだったのですが・・

落ち葉がぎっしり。めっちゃ滑る

かつては温泉施設?があったようだけど今はご覧の通り

一瞬ダメかと思ったこの土砂崩れは軽1台分道が確保されている

畑のようだけど人の気配は全くしない

その先で崩落。歩きでも行けそうもない

ささゆりトンネルまで1km足らず。惜しいー

 

次は本命の高天良山を目指す。ルートは3つあった
①火打峠からが最も行けそうだったのでまずはそこから。

事前にこのゲートは確認していたけど、左側の盛りコンが微妙だ。錠前は3つ合わせのダイヤル
それよりさっきから軽トラのおじさんがずっとこちらを見ている
余計な揉め事は避けたい。今回は無理だな(~_~)

②野多押峠側は完全に伐採用の作業道だ
終点まで行けたけど山頂は見えなかった(~_~)

 

③室山集落から入ってみる。この成山林道は現在「全面通行止」
舗装路を1kmぐらい進むと法面の工事をやっていた
通れるか聞いてみたけどダメだって。住民のみ通行可能の様子

という事で残念ながら高天良山へは近づけず(。・_・。)
非常にモヤモヤするので片っ端から入ってみよう!

黒谷林道は佐見川発電所の側から入る。ココ

分岐を両方とも行ってみるけど、どちらも障害物で進めなかった

今日はダメな日だな、きっと
休憩してコーヒーを飲んでいたら、急に思い出した

そうだ!もう1本あったはず

 

それがココ。五加柏本集落
先週、東白川村に来たときに見送った道だ
地理院地図には全く表記はない。名称も見当たらなかった
ポールゲートはオープン(^o^)

完全な自然土。適度な傾斜。これは期待できる(^^)

砂地も現れ、変化に富んだ道だ

ここは落ち葉が少なくて遠慮なくアクセルを開けられる

普通に終点になったので、分岐のもう1本に向かってみる

打って変わって広い車道だ。轍も新しい

でもそんなに長くはなく、最後は熊笹に覆われる

 

16時を回った。そろそろ降りよう
今日も林道三昧(*^^*)

それにしても今年の気温は変だ。冬用とは言え、ジャケットの中はTシャツ1枚だ

 

中谷林道 西洞林道

R256を走っている時にチラ見して気になっていた中谷林道を行ってみます
岐阜県加茂郡東白川村神土中谷のココが入り口

見覚えのある方もいるはず

序盤は綺麗なダートが続く

分岐の直進は廃道っぽい。左は行けそうだ

険しい急な道を上がっていく

苦労した割りにはあっさりと終点になった(~_~)

 

一旦降りて、次は近くの西洞林道へ。ココ
地理院地図では切れているけど、航空写真だと周回できそうな雰囲気だ

砂利敷のフラットダートが続く
最初の分岐は右へ行くと周回コース。とりあえず左のピストンへ行ってみる

山の深くに入っていくと切り立った岩が豪快だ

やたらとピンクテープが吊ってある
この道じゃあ、迷いようもないと思うけど・・

やがて終点付近。地図を見るけど全く参考にならず(~_~)
岩が多すぎて進めないので歩きで確かめてみる

どうやら廃道だけど、道自体は続いているようだ

帰り道で支線に寄り道してみた

どんどん道が急で狭くなってくる。とりあえず行けるところまで行ってみよう

倒木の連鎖だ。動かせそうだったけど、何本もありそうだからここで断念した

振り返ると、なかなかの眺望(^o^)
あとは、周回路を下っていく

元の場所入り口に戻ってきた

中谷林道は期待に反して特に何もありませんでした
西洞林道は支線が面白いです。グルッと周れるので退屈しません