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佐野川の上流 幻の本谷林道

剣抜大洞林道を諦めた後、富士川を渡り上佐野にやって来ました
目的は本谷林道です。と言ってもほぼ期待はできません
開かずのゲートがあるためです

本谷はココの分岐を左へ。(因みに右の長者ケ岳方面も見に行ったが砂防ダムで終点になる)

佐野川沿いのコンクリ舗装を上流へ進むと、

ヤツが見えてきた

やっぱり開いていなかった(T_T)
錠も脇もガッチガチ! 容赦なしだ

出たなSKC ヽ(`Д´)ノ

本谷林道へは一歩も踏み入る事ができなかった(~_~;)

ここは本谷林道〜本栃林道〜本谷林道支線と繋いで20km超の周回ができるそうなのだが、
このゲートがなかなか開いていないため実現は難しいようだ
今後も根気強くトライしてみよう

 

そのまま佐野峠林道の様子も見に行こう
ココ↓は西乗林道北線との分岐。佐野峠は左へ
因みに西乗林道北線は佐野峠樋之上林道を経由して佐野峠まで抜けられる(この記事)

なんとっ!チェーンゲートが下がっているー\(^o^)/
しかも「一般開放中」の看板がっ こんな事は初めてだ。ありがとう山梨県
(しかし後で大きな勘違いだと気付く・・)

道の状態も良好~良好~ (^o^)

おまけに富士も見られて良好~良好~ (^o^)

 

あらっ?

あららーーっ?

封鎖中じゃん(~_~;)

 

下に降りて分かったのだが、「一般開放中」の看板は隠していたようだ
土のう袋だから透けてる見えるんだ。紛らわしいな~
(決して非難ではありません。ちゃんと見ない私が悪いのです)

本谷林道は強固ゲートで守られていますが決して諦めていません。また見に行ってみようと思います
佐野峠林道は通れそうでも違う場合があるようです。気を付けたほうがいいみたいです
峠のゲートは250クラスのトレールだとなんとかなります

この後、椿草里の気になる林道に向かいます

 

※2020年1月 本谷林道を再訪しました。完走です

本谷林道 完周

 

 

剣抜大洞林道の春は遠い

今シーズン初の山梨県は剣抜大洞林道に向かいました

山梨県南巨摩郡南部町福士に在る山岳林道です
一昨年の9月に一度完抜きしています(この記事)

この林道自体はほぼ通年通行止めの状態です。
ただし、南側は篠井山登山口まで、北側は十枚山登山口までは車道を確保しているので
観光としての役割は果たしています

周辺の林道はまだ冬季閉鎖中ですが、
今年は雪が少なかったので大丈夫だろうと踏んで出発しました。 が、

本線に向かう前に何かと因縁のある場所に寄り道します(因縁とはこの記事)

奥山温泉の脇が入り口。ココ  ※地図中央の十字マーク
ポールゲートは無施錠だ

田代峠は私にはあまりいい思い出はないけど、自然土でとても良い感じだ

それにしても、あちこち苔だらけだ
晴天なのに空気がしっとりしていてウエアが湿ってしまったほどだ

休憩場所も苔まみれ。この先は徒歩となる

 

少し北上して篠井山登山口に到着。ココ  ※地図中央の十字マーク
ここは以前と変わりなくトラロープで封鎖

序盤はしばらく舗装路で標高を上げる。車両は入っている様子だ

 

今回はこの支線も探索してみる。ゲートは常時オープンのようだ

そこそこの放置状態が続き終点となった。特に何もなし・・

 

本線は次第に荒れ出す。倒木や落石も多数

標高が1000mを超えると雪が残っている

ん~ ヤバいな~ まだ行けるか

今回も富士が見えない。方向が間違っているのだろうか
それとも縁がないのか

時々雪をチラつかせて不安にさせる。ここで引き返すか、何度もそう思う
でも行けるところまでは行ってみよう

舗装とダートを何度も繰り返す

うっう~ ツライ

タイヤが雪に埋まったり、路面がむき出しだったり、
まったくハラハラドキドキだ!

ようやく月夜の段に到着。ここまでめちゃくちゃ時間がかかった(~_~;)

しかし・・

えっ (・_・)

あかん・・

これは無理だ

帰ろう

意気揚々と出発したのですが、月夜の段で絶望的に進めなくなりました
いくら積雪が少ない年とは言え、さすがに1000mを超えると状況は違うようです
雪が解けたら出直します(^_^;)

この後、佐野川上流へ向かいます

 

八高山の例の2連G

これです、この厳重なやつです
しかも左右に2連。相当な拒絶感です

ご存知の方も多いハズ。どっちにも行けず、どっちからも来られません
この画像をネットで見てからここへは来るまいと決めていましたが、とうとう来てしまいました

向かって右は大代林道(おおじろ)。何とかなるとかそういう問題ではなく、この「圧」が問題なのです

左は八高林道。向こう側には良さそうな道が見えます

 

静岡県島田市福用~大代。ここは林道天国なのです
この排除具合に何年も指をくわえていました

 

一番の目的は林道から見える大垂滝です(^o^)/
まずは、萩間集落から北上しました。ココ
こんな感じの舗装路が続く

道すがら、ゲートの確認をきっちりこなす
周辺には2連ゲートの他に関所が4つある

1つ目のゲート(A)に到着。錠前はがっちりだが脇は緩めだ

 

2つ目(B)「大代西林道」は廃道化か? 施錠は無し

 

3つ目(C)はチェーンゲート。それほど固くはない

4つ目(D)のチェーンゲート。大代西1号線。脇は怖い

一通り確認が済んだので、八高山の北側に回り込もう

林道で八高山を東に巻き、滝を見た後に林道網に入る。まずは馬王平を目指そう

「名もなき御堂」は本当に何も書いていなかった

三叉路に到着。ココ ※地図中央の十字マーク

右方向のチェーンゲートが大垂滝へ続く道だ

これはいい道だ(^o^) 緩めの勾配に自然土、見通しはまあまあ

この橋の所が大垂滝なのだが・・

・・・あれ?
枯滝となってしまっている
そういう時期なのか、この滝はそういうものなのか

一番の目的である滝で肩透かしを食ってしまったが、林道はまだまだ続くぞー 天気もいいぞー

今日一番の荒れ場。それでもこの程度だ

基本的に崩れなどはなく、強い道という印象だ

前方に広場が見える。馬王平だ

とても広い。元々は資材置場でもあったのだろうか?

登山者の方が1名休憩して景観を楽しんでおられた
こういう静かな場所ではバイクの音は雑音でしかない
申し訳なく感じたので足早に立ち去ることに

馬王平からは東側が開けているので富士が見えるらしいのだが・・

残念ながら今日は確認できなかった(~_~;)

直進方向の右手の道を降りる。大代東林道だ

この先は分岐が多くてまさに迷路だ

えーっと、右、左、それから右。おっと、そっちは行き止まりか(^_^;)
右、右、左かな? えーい、分からんわ!

こういうの、いい感じだね~ (^^)

分岐と格闘しながら2連ゲートの裏に出た。これはスルーして直進

いきなり視界が開けた。大規模伐採地区だ

こういった場所はよく見かけるのだが・・
展望が良くて嬉しい反面、なぜか不安な気持ちにもなる

こんなに切っても大丈夫なんだろうか・・
ひょっとしてガラスのパネルが敷き詰められて興ざめな光景にならないか・・

最後はチェーンゲート(D)に出てきた

八高山林道網。例の2連ゲートはすごい威圧感でしたが、ほかの入り口は友好的でした
ただし、路面の状況から車両が頻繁に入っている様子で作業に出くわす確率は高そうです
何度かエンジン音がしたので警戒してしまい、落ち着いて探索することができませんでした

今回はメインを中心に行ったため状態が良かったですが、いくつかの支線には廃道感がありました
県81の栗島集落からも入れるようなのでまた行ってみたいと思います

 

 

※三叉路の先は家山へ

大きな看板のある例の三叉路を左(北方面)に進むと家山に抜けられます
3kmほどダートで前山集落まで来ると舗装になります