大坊本谷崩壊

大坊本谷林道が崩壊してしまいました

幸い一部の区間ですが崩落箇所はかなり重傷で、
直るのかどうか、そもそも直すのかどうか・・

ここが通り抜けられないのは初めてでした
かなりショックな出来事です

入り口はいつも通りの「段差あり注意」 ココ ※地図中央の十字マーク

相変わらず最高の状態だな〜 と早くも上機嫌になる(^o^)

後になって思えば、このマーカーはサインだった

そして・・
一瞬何が起こったか分からなかった

ずたずただ。

この写真だとどっちも沢に見えるが、左側には綺麗な道が通っていた

※以前の状態(これは2019年7月)

それにしても酷い。まったく水の力は恐ろしい

 

反対側に回り込んで様子を見に行く
今日はほんの寄り道のつもりで来たのに、ガッツリ調査になるとは思いもしなかった

通行止め看板は伐採作業の為とも取れる。たまたまランチタイムで通れた

こっち側も酷い状態。写真の右側半分は本来は道だった

凄まじいエグレ方だ。深い所で1m以上あった

 

嫌な予感がしたから、一応上流側も見に行く

あらら・・

こういう時の予感は当たる
上流への通行は不可能かもしれない

ここのちょっと手前(下流側)ではパワーグリッドが送電線新設工事をしていたので
そこまでのルートは死守すると思われる

R2年7月豪雨による被災でしょう
国道41号線の小坂の崩落は1ヶ月で修復されましたが、ここはいつになるのか・・
崩壊現場にはマーキングすらなく、未だ詳しい調査はされていない様子でした

 

 

※そしてここも

権現トンネルの脇から上がる棚洞山林道(仮)もヤラれていました

この整地は重機を通す為の処置でした

入って200mぐらいの所です
分かるでしょうか?左に少しだけ道が残っていますが、本来は幅員4mの車道がありました

数十メートルに渡って道が完全に落ちています
道と沢の落差は結構あるのですが沢が道を完全に食ってしまっています

ちょうど様子を見に来ている地元の方がいたので話を聞けました
やはり7月豪雨の影響らしいです
走りやすい林道だったのにこうなってしまっては・・ と落胆した様子で、
秋神温泉の辺りも未だ酷い状況だという話でした

 

この後、中之宿へ向かいます

 

 

坪野虎谷線と坪野逢沢線を渡る

 

魚津市にやって来ました。坪野虎谷線〜坪野逢沢線を行きます
この2つの林道は接続していて、途中で他の林道とも分岐しているようです

富山県ではメジャーな林道なのですが主に舗装路の為に見送っていました
先に言ってしまいますが、ダートは地図の紫線の区間だけでした(~_~;)

富山県魚津市 坪野

まずは坪野虎谷線から ココ  ※地図中央の十字マーク

ずっと舗装だけど、上がると景色は良くなる

最初の分岐。本線は右へ曲がっていく

これは舗装用に準備された砂利だな (~_~メ)

実質年内いっぱい工事中。平日は通れないだろう

パイロンゲートの先は今まさに舗装作業中。今日はお休みで無人だ
歩きに切り替えて見に行こう

地均しはここまでの様子。ユンボの向こう側には元々のダートが残っていた

ここは後で反対側から行くとして、
一旦分岐まで戻って、東蔵地区までの道を確認しよう。線名は不明

入り口から怪しかったけど、この道は除草をしておらず非常に走りづらかった

滑川市と富山湾が一望できる。”景色は”とてもいい。”景色は”

途中でこんな作業道に入ってみた ココ

私には坪野虎谷線と繋がっているように見える

頑張って藪漕ぎして下ったけど・・

ここで諦めた。沢の向こうはさらに深い藪

 

名称不明線に戻る。
崩落などは皆無で道路の状態はとてもいいのだけれども、とにかく雑草が酷い
ひょっとして、何年も刈っていないのだろうか?

しかも私の大嫌いな乾燥苔が多数ある。これが非常に疲れる
乾燥苔は見た目で判断しづらく、乗ってしまうと氷上の如く滑って制御不能になる(~_~;)
これまで何度となくアスファルトに叩きつけられた

やっと下界が見えてきてホッとする

なんてことない舗装路なのに、クタクタになって三ヶ吉島線(県132)に接続した
この道は二度と走りたくない。名前も分からんし

さて、坪野虎谷線の反対側に行ってみよう
古鹿熊線で途中から入ろう思ったが、工事中区間が何箇所かあった

県道はここまで。この先は旧道の古鹿熊線 ココ

また苔だよ・・

今日はこれに悩まされる日だな(T_T)

坪野虎谷線に接続した。ここから左折、北上して舗装工事中の箇所まで行ってみる

さっき走った反対側の道が見えてきた

工事現場に到着
こうやって1つづつ確認していく。地道な事やってるな
Uターンして完走しよう(^o^)

あーあ、また藪かー
本気で引き返そうかと何度も思うほどヤラれた
富山県は除草にはあまり積極的でないのだろうか?

ウエアには葉っぱ、蜘蛛の巣、クモ(手のひら大)、ケムシ、よく分からない虫が付きまくる
でも道の状態は悪くないので止めるわけにはいかない。強烈な葛藤が続いた

やっと明るくなってきた

激藪地帯をやっと抜けた
大した距離でもないのに恐ろしく長い時間に感じた
何はともあれ半裸になって虫を落とす

上部ではチェーンソーの音がする。この日も作業中ようだ、暑い中お疲れさまですm(_ _)m

伐採作業で車が入っているのでこの先の道は綺麗だ
もうすぐ終点だ。快適〜(^o^)

終点に到着した。なんとか完走だ
道の状態に苦労して完走する事は多いけど、今日の障害は草だけだった

標識を見て苦笑してしまった
こんなに大々的に坪野方面と書いて大丈夫だろうか?
あんな道なんだが・・(ーー;)

さあ、ここからは坪野逢沢線に変わる
事前の調べで崩落の為に抜けられないのは分かっていたけど、一応現場を見てみたい

どう見ても使われていない状態が続く。当然離合する車も無い
人も居ないし動物も見ない

だけど、やっぱり”景色は”良い

これかー
思ったより酷いな

雑草の状態から見ると、崩落後何年か経っているようだ
歩いて先を見てみる気もしない。でも一応反対側を見てみないと気が済まない

反対側は桑首線から上がった。ココ

T字路で本線に接続。さらに上がっていく

ここで突然の雨・・
最近雨が降らない日はない
仕方なくカッパを上だけ着る。あーやだやだ

でも我慢するとちょっといい事もある(*^^*)
しかも二重だ。見えるかな?

あれだな(ー_ー;)

結局崩落はここだけ。他は至って健全な状態だ

あとは終点まで降りるだけ

 

坪野虎谷線〜坪野逢沢線を見かけ上完走しました
坪野虎谷線は現状で約半分が舗装済みで、2/3舗装化されるのは時間の問題です

終点側の1/3は現役の作業道でしっかりしていますのでそのままダートが残るのではないかと思います
ダート区間は雑草さえ無ければきっと楽しいと思いますので夏以外をお薦めします

坪野逢沢線は全線舗装済みで、中間地点辺りで崩落によって分断されています。バイクも通過は無理です
崩落は数年経過していると思われ、今後直す可能性も低いのかもしれません

2つを合わせると30km以上になるので、かつて舗装化が進む前はもっと楽しい道だったと想像できます
立派な展望台も整備されていて、この崩落以外は全く問題ないのでなんとか直してもらえないものでしょうか

 

 

※結局一番面白かった、行く予定のなかった道

坪野逢沢線の終盤で入った道。特に規制はされていませんでしたが、伐採用でもない様子
何の目的で造られたのかさっぱり分かりませんでしたが、勾配の変化やガレ場など楽しい道でした

 

 

椎ヶ沢林道支線とその周辺

 

 

 

今日は北陸に行くつもりでしたが、思いっきり寝坊したので瀬尻に向かいました
調べ残した道を見に行きます

静岡県浜松市天竜区龍山町 瀬尻

まずは寺尾線の途中で分岐するピストン  ココ ※地図中央の十字マーク

大きめの石がゴロゴロしていて荒れ気味だ

 

!!!

おーとっ! 危ない

もうちょっとスピード出してたら落ちていたかも(^_^;)
写真は上から撮ってあるけど、走行目線だと草に隠れて穴が見えるのは直前だ

草が茂っている道は車や人が入っていない証し

倒木は普通にある。

崩落も普通にある。今日も歩きだな(^_^;)

・・・

いろいろある(ー_ー;)

これは見事な切り通しだ
切り通しって高さも必要だけど角度も重要(^^) これは良いな〜
削って削って進んだという状況がひしひしと伝わる

終点付近はぐちゃぐちゃだ

結局普通に終点だったけど、あの切り通しが見られたのは良かった(^^)
林道って地図上では何もなさそうでも行ってみると何かある。それがクセになる

 

さて、椎ヶ沢林道支線へ入ろう  ココ

十分な幅員、自然土、綺麗な立ち木、ちょうどいい荒れ方
すべてが好みだ(*^^*)

次はこのループを見に行こう。地理院地図には描かれていない

ここでUターン状に折り返し

残念、倒木で周回はできなかった

頑張って奥まで行ってはUターン。毎週のようにこんな事をやっているな(^_^;)

椎ヶ沢林道支線を出たら椎ヶ沢林道を左方向へ。ここから一旦南下する

八代1号、2号は短い作業道。2号は倒木で進めず

これは驚いた。寺尾線ってこんなに上から始まっていたのかー

砂利敷きをずーっと下ると

寺尾線のメインルートに接続できる事が確認できた
さて、引き返して瀬尻林道に戻ろう

次の確認は瀬尻林道。瀬尻林道は通常開放されているのだが、ここから先は作業(工事?)でいつも封鎖されている
何度行っても立ち入る事すら出来なかった
今日は重機も車も人も居ない。お休みのようだ(^^)  ココ

 

基本砂利敷き。ずっと車両跡がくっきりで頻繁に使われいてることが分かる

終点は地理院地図と完全に一致
やっと終点まで来られた(^^)v

次は橿山線に入って、菖蒲根山方面を見に行こう。久しぶりだ

T字路は左へ

しばらくは普通だったけど・・

あらら・・

なんと、ここもヤラれていいた
上から斜面がズルっと滑っている。随分と前からかもしれない
とうとう菖蒲根山へも行けなくなってしまった(T_T)

椎ヶ沢林道&支線は楽しい道です。ちょっと奥まった所にあるので遠いのですが、何度でも行きたくなる道です
今回は瀬尻林道をやっと全線完走できたので来た甲斐がありました

 

 

 

 

※糀峠獅子久保林道は未だ崩落中

なんとなく前より酷くなっている気がします
これでは自転車の人も大変ですね

 

 

※R152は未だ通行止め

瀬尻方面のR152は通行止めが続いています
待ち時間で係の人から色々聞き出せました

・崩落は3箇所以上ある
・まだ調査段階で修復着手も工期も全く未定
・秋葉トンネル内も亀裂がある
(別にトンネル掘ったほうが早いんじゃないか?という地元の声)←これは冗談だろうか?
・地盤がズレた可能性もある
・交互通行は7〜19時。早朝・夜間は通れる(もちろん県285のみ)
・今回は台風10号の対策があるので、崩落の対応が更に遅れそう

運が悪ければ最大50分待ち
私たち観光目的はいいけど、地元の人はたいへんです