小松原林道と田代林道は元々連絡していた?

 

新潟県の十日町市にやって来ました。小松原林道と田代林道を行きます
この2つの林道は地図上では繋がっていて一見周回できるように見えます
ですが事前の調べでは、崩落で通れない”らしい”です
それでは見に行きましょう

新潟県中魚沼郡津南町 大字中深見

まずは小松原林道から。入り口はココ  ※地図中央の十字マーク
起点標柱が見当たりませんのでだいたいの位置です

しばらく進むと、木枠で再生された銘板があった

政令幹線!? 初めて見るなー
政府の命令で作られた道のようだ。半世紀以上前の話

この道はとにかく直線が多い。小松原ストレートは何本もある
基本砂利敷きで所々舗装されている

この地域はこのタイプのゲートが多かった。踏切ではなく横開き。施錠中だ
理由は「路肩決壊のため」とある

上がっていくと次第に景色が良くなってきた

決壊はこれかな? 非常に綺麗に修復されていた

ここも決壊間近か、水パイプには応急処置がされていた

何度か少々の荒れがあるが、区間は短く4輪も平気だ

南端近くになると雑草が多くなってきた。一応除草された形跡はある

小屋?と思ったらトイレだった。こわごわ中を見てみたが、
予想に反してとても綺麗だ。お花の飾りも添えてある(^^)
大量のペーパーや清掃用のお水も置いてあった
自治体の方が定期的に見回っているのだろう

ここには津南町の景勝地である小松原湿原がある。道がぬかるんでいたので行くのは止めた

さて、引き続き本線を進むとゲートがある。開いているというより壊れていた

ポールがグニャっと。雪のせいだろう

そして、このゲートの先が酷かった(T_T)
一気に悪路! 激藪でしかも葉に大量の水分を含んでいる
一応突入してみる

危ない危ない、溝が草に隠れて見えない
ウエアがびしゃびしゃになってすっかりヤル気が失せてきた(^_^;)

草もここまで高くなると簡単には進めない
なたは持っていないので、諦めて戻ろう・・

 

続いて田代林道へ行ってみる。七ツ釜の滝つぼを見ざす

どうやら工事中のようだ。工期は11月いっぱい

所々法面に施工跡がある。まだ作業途中の様子

やがてダートになり砂利敷きを進む

舗装の上りになったら、

!!!

作業事務所と旗が見えた
バンが止まっている。人が居るのかー
お盆だから大丈夫だと思ったが以外にもお仕事中の様子
お叱りを受けそうなので撤収した。まだまだ序盤だったけど仕方ない(T_T)

小松原林道と田代林道を行ってみましたが、どちらも中途半端な結果になりました
いずれにしても通り抜けは出来ないようですが、どの程度か現状を見てみたかったです
田代林道は年内は工事ですので、実質来春まで通れないでしょう

小松原林道は藪に負けてしまいましたが、道自体はまだ続いていましたので
なた持参でトライは可能です?(^o^)

 

 

 

 

※青倉野々海線

朝一番でここに上がりました。お気に入りです
「さかえ倶楽部スキー場」のゲレンデの奥の林道です。ココ

ゲレンデの真ん中を通りますのでシーズンオフ限定です

この眺望(^o^)

ゲレンデを通り抜けてからがダート本番です

赤土に砂利敷きが多くグリップは良いほうです

終点には野々海池があって、紅葉の季節はとても綺麗です

 

※紅葉シーズンの野々海池の記事

この後、湯沢町に向かいます

 

 

 

栗原川林道の閉鎖状況(根利側)2020年8月

 

沼田市にやって来ました。栗原川林道の様子を見に行きます
この超有名なロングダート林道は通行止めが続いています
19号台風をきっかけとする災害による崩落が原因ですが、衝撃的なのが沼田市のホームページのこの一文です

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「今後通行することができません。」!?
直す予定がないと言い切っているように見えます。これはショックです(゚д゚)!
実際はどういう状況なのか?
それを確認に行きました。鍵は”巨大フェンス”でした

群馬県沼田市利根町 根利

どうでもいいことですが・・
「利根町根利」(とねまちねり)  漢字が回文です(^_^;)

よたろうさんの情報を参考に今回は南側の根利から入ります
ついでに新地林道を行ってみようと思います
根利牧場の奥からアクセス。入り口はココ  ※地図中央の十字マーク

深めの砂利敷き。とても綺麗な林間だ

小中新地線との分岐。これは左へ

ゲートは施錠されていないが、チェーンと錠前が装備されている
つまり、閉められる可能性あり
脇のエスケープもパイプで対策済だ

周辺の様子を伺っていると後ろからオフ車のペアが来た。WRとCRFだったかな?
いろいろと話していると、一応行ってみてダメなら戻って来ようと出発された

二人なら大概のことは出来るもんね
この方々は栗原川林道を根利から正規ルートで行き、実際に崩落現場を見てきたらしい(*_*)

道の状態はとても良好で薄い砂利敷き

途中でピストン支線もあるが今回は見送って本線のみを行く

ずっと開けていて明るい道だ。天気が残念(T_T)

九十九折が見えてくると終点だ

こちら側にもゲートがあるがトラロープ止め(^^)
脇がないのでホッとした

さあ、ここから栗原川林道本線を行こう

岩場や絶壁が多く森林の中はとても綺麗だ(^^)

四差路に到着。迫力のあるバリケードが見えてきた
ここには左右に支線があって、本線は直進なのだが。

脇もしっかりパイプでガード。容赦のない拒絶感だ

このゴツいコンクリブロックには装飾が施されている。城壁にも見える、何かの再利用だろうか
こんなものが設置されているという事は工事車両も入らないという事で、
しばらくは作業をしないことを意味しているのではないか。

それでも、
黙っていない人は必ず居るもので・・

バリケードの反対側は2m以上の壁なのだが(^_^;) これを上がるとは・・

 

崩落現場は気になるけど、私はおとなしく根利地区に戻ることにした
木製のガードレールが洒落ている。きっと手間がかかるのだろうけどいいね

獣避けの巨大フェンスが見えてきた

カンヌキの取っ手がよく出来ていて、手を突っ込まずに両方から操作できるような造りだ
こういう気の利いた仕組みが個人的に好きだ

新地林道は状態のいい広い幅員で明るい道でした。両端ともゲートがあり、施錠はなかったですが、閉まることもあると思われます
肝心の栗原川林道は上記のように四差路で完全封鎖されています

よたろうさんの情報によると反対側の追貝側も舗装路終端で写真にあるようなコンクリブロックで封鎖されているようです
当面は(永遠に?)根利側の1/3の区間で楽しむことになりそうです

巨大フェンスには強めの規制の文言が掲示されていますが、普段は施錠はされていない様子でした
実際に地元ナンバーのハイカーや釣り人を何組か見かけました
なお、コンクリバリケードまでの区間では崩落など危ない箇所は見受けられませんでした

皇海山は日本百名山にも選ばれるほどの山ですが、群馬県側から登るルートはこれで断たれたことになります

 

 

 

田沢梨木楡沢林道 最後の最後に

 

 

桐生市にやって来ました。田沢梨木楡沢林道を行きます
県70と県62を繋ぎ終点は花見ヶ原森林公園に至ります
高所を通る箇所が多く、尾根道も期待できます。最高地で1100mほど

群馬県桐生市黒保根町 下田沢

入り口はココ ※地図中央の十字マーク

ちょっと珍しい看板がある。特注品だな(ーー;)
どうやらこの道はスピードを出した車が飛んでくるようだ。気をつけよう

非常に締まったフラットダート。薄めの砂利敷きで乗用車でも楽々だ
スピードを出して走りたい気持ちは分かる。しないけど。

ゲートは開いていた。錆びついていて普段から開放されている様子
川遊びをしているファミリーなんかもいる。どうやら友好的な開放林道だ(^^)  と、思っていた

釜ヶ沢林道との分岐点。この時は何となくスルーしてしまった
後になって行っておけばよかったー と後悔(T_T)
※※※釜ヶ沢林道の情報をお持ちの方状況を教えてください※※※

ずーーっとフラット。ちょっと飽きてきた
どうやら車は飛んでこないようなのでひと安心(^^)
対向車がない理由は後で分かった

支線は鉄塔までの管理道路みたいで一応入ってみた。右へ

普通に鉄塔で終点だった

本線は相変わらず快適道

何となく峠っぽい。ここからは下りかな

ん!?

さっきまでのフラット道路と様相が全く違ってきた
デコボコ、落石、倒木が続く。一気に悪路だ

このポールから先で道が一段落ちている(掘れている)
眠たくなりそうなフラットダートから一転、最後の最後に試練が待っていた

と言っても、オフ車は何の問題もないけど(^^)v

終点のゲートは閉まっていた。施錠の確認をするのを忘れたー

 

田沢梨木楡沢林道は両端とも県道から直接アクセスできて分かりやすいです
終点付近以外は全く平和な道で普通4輪でも行けそうな感じでした

起点には規制類の掲示がありません。問題は序盤にある踏切ゲートです
錆びついていたので使っていないかも?と思いましたが実際は不明です
終点は付近があのような状況なので閉鎖しているのでしょう

 

この後、根利に向かいます