本城下泉線の行く末は? 1工区へ

 

川根本町に来ています。本城下泉線の延伸の様子を見に行きます
静岡県榛原郡川根本町 青部

入り口はココ  ※地図中央の十字マーク

「本日規制なし」! 大好き(*^^*)

鋭角に右折。本線方向へ

空がゴロゴロ言い出した。ヤバいな、降られるぞ

非常に造りのいい看板があって、凝視してしまう
FSC(Forest Stewardship Council) 森林管理協議会
森のエコマークらしい。国際基準だ

いくつもの基準をクリアしたしっかりと管理された森ですよ。という証し
ここの木材で造られた製品はFSCのライセンスNOが付く

ちょっと違うかもしれないけど、牛肉のトーレーサビリティみたいなものか。

現場事務所がある。ここが着手中の末端のようだ

この先はコンクリ舗装されている

あっ、またこれだ。
林道でたまに見かけるこういう光景。1本だけ切らずに残している
葉がすべて無くなって幹だけ残ったのもよくある

以前から思っていたけど、これは何か意味があるのだろうか?
御神木と言えるほど太くない。
意図的に残しているのは明らか。知っている人がいたら教えてほしい

白い道はどこまでも続く。馬の背だ

現場が近いぞ

ちょっと先に重機が見える。ここが今の終点らしい
たぶん無人だろうけどここで撤収しよう。むやみに入る必要はない
確認できたので十分だ(^^)

 

さて、無双連山経由で帰るか。しかし・・

いよいよ上空が真っ暗になってきた。いつ降りだしてもおかしくない(ーー;)
雨走行は嫌だ〜
いつものようにお気に入りの区間、作業道ホソ山線をビビりながら進む

ここで作業中に方に出会い、アドバイスをいただいた
現場の人ってどうしてこんなにカッコいいのだろう?

傷だらけのヘルメット、土と汚れで元の色が分からないツナギ、使い込まれた腰回りの工具
惚れ惚れする(*^^*)

「そこの四差路、右は作業中で通れないから左へ行ってね」と爽やかにおっしゃる
よかった、ちょうどそっちに行くつもりだった。無双連山林道へ

やった! 工事は完了しているようだ。待ちに待った開通だ\(^o^)/
綺麗なコンクリが上まで敷かれていた。長期間の作業ご苦労さまでしたm(_ _)m

と、喜んだのも束の間。

あーーー
とうとう降り出したー
そもそも雨天走行をする気はないのでカッパなど持っていない

すぐに止みそうもなく、雨宿りは無駄だ。びしゃびしゃになって山を降りた
あーーーー ほんとにやだやだ

本城下泉線は延伸中です。名前から下泉地区に降りると思いますが、どこかの林道に接続する可能性もあるでしょう
今の終点はかつての登山道を通っているので、ひょっとしたら原地区から伸びる登山道をなぞるかもしれません

地形的にはこの先尾根ゾーンに入ります
とりあえず、1工区の工期はR3年2月末となっています。さて、あと半年でどこまで行くでしょうか(^^)

 

 

川上嶺線と南赤石線

 

天候が落ち着いたので安心の川根本町にやって来ました。川上嶺線と南赤石線の様子を見に行きます
静岡県榛原郡川根本町 上長尾

すっかり定番ルートとなった町道長松線を上がります。ココ ※地図中央の十字マーク
この”長松線”という名称は、松尾(まとう)地区と長野地区を合わせたものだろうか?

砂利敷きは若干荒れ気味だ

 

長松線を終えて北へ上がっていく

たぶん片付けされている様子。落石が脇に避けられている

ここの展望箇所。天気が良かった試しがない(T_T)

一気に大札山登山口の駐車場のゲートに到着

辺りはシーンとしている。ここは未だ閉鎖中だ
少しだけ先も見てみよう

ちょうど蕎麦粒山線の分岐の所で工事中だった。今日はお休み

下を覗くだけでもかなり怖い。いつも思うけど危険な仕事だ

この先は杉川林道だ
この様子を見るのも今回の目的 (ー_ー;)

 

南赤石線を下る途中で支線に入ってみたら、すごく綺麗だった(^^)

間伐の真っ最中かな。これは搬出はしないのだろうか

普通に終点になる。短いけどいい道だ

起点のチェーンゲートは下りていた。作業車が入っているのかもしれない

南赤石線が通行止めなので、大札山へは行けないと思い込んでいたのだが、代替えルートがあるようだ
しかし時間がかかるコースのようで気軽には行けない
登山者にとっては便利な南赤石線の復旧が待ち遠しいのではないだろうか

川上嶺線は定期的に掃除しているのでしょうか、片付けられていました
地質が脆い箇所はすぐに土石に覆われてしまいます
南赤石線は大札山登山口までの道のりは落石程度で問題なさそうですが、その先で工事中でした
さらに上部の山犬段までの道のりでも断続的に工事をしているかもしれません

 

町道鱒沢線 絶望のなかに見えたもの

 

南会津に来ています。町道鱒沢線を行きます
福島県と栃木県を跨ぐ林道です。途中、安ヶ森峠を越えます

県跨ぎの林道はこれで3つめですが、この道が一番険しいと思われます
安ヶ森峠から栃木県側は安ヶ森林道となっていて、逆から一昨年に行きましたが途中の悪路で断念しています

福島県南会津郡南会津町 戸中

入り口はココ   ※地図中央の十字マーク

釣り人と思われる車両が何台も入っている。そのおかげで道もカチカチだ

やがて通行規制になってしまう。緩いパイプA型

しばらくは何ともないけど、だんだん怪しくなってきた

これは斜面から砂が流入して道が無くなってしまっている

川の浸食で幅員が狭い箇所が多数。4輪は無理だ

徐々に岩も多くなりだんだん険しくなってくる。なにか試されているような気がしてきた(^_^;)

遂に幅員がタイヤ1本分になる場面も出てきた。これは思わぬイベントだ(^o^)

そしてこの陥没、というか沢。底からは1.5mほどあるだろうか
これがカークさんが言っていた橋があった跡だろうか?

ここで宇都宮ナンバーのKLX氏と出会う。同じく先に進むかどうか迷っている様子だった
助けてもらえば行けそうな気もするが、私は2年前のこの先の状況を知っているので
一旦歩きで調べることにした

歩きでも難儀する箇所もあるが、しっかりとトラ車跡は付いている。よく行くよなー

また沢だ。ここにも丸太橋の痕跡がある

倒木は結構カットされているので、あの沢が行ける人は進めると思う

どんどん悪化する
ここも崩れていて道はほぼ斜面だ。しかも砂

ガレ場もいくつかある

!!!

なんだ!? 倒木?

てんこ盛りじゃないかー

どうやら沢から倒木が流されてここに溜まってしまったようだ
道を完全に塞いでしまっている。ここでバイクでも無理となった
ここは以前、反対側から来て引き返したヘアピンだ

そして、対岸を見ると・・

 

あー 道が完全に落ちている

という事で、鱒沢線〜安ヶ森線は完抜け不可となりました
それに復旧は絶望的でしょう

ですが、鱒沢川沿いに上がる林道は景観がとても綺麗で、ガレあり、砂山あり、スリリングなシングルトラックもありと、
自然の中、オフロード走行を楽しんでいることに気付きました

 

ここで出会った宇都宮ナンバーのKLX氏、実はこの日何度か離合しています
私と同じソロで来ていて、きっと同じようなコースを辿っているんだろうなー と思っていました
あそこはどうだった、ここはこうだった、という林道談義に盛り上がりました(^o^)

今回は行きませんが、事前の調べで通行止めとなっていた七ヶ岳は実は行けるという事を聞きました
そして、川俣檜枝岐林道の栃木側の例の大崩落はまだ直っていないという最重要情報をいただきました
生の情報、特にライダーの話しは貴重ですね

きっと見ていないと思いますが、その節はどうも。また南会津で会いましょう(^_^)/~

 

 

※反対側から行った時の記事
一級村道ウツルギ沢線~安ケ森林道 福島県へ 2018.06.27