菰張山 かわせみルート

※※注意※※
今回の記事はこの道を知っている人は笑えるかもしれませんが、
知らない人は全くつまらないという、少々マニアックな内容となっています

 

かわせみ湖にやって来ました。”例の坂”にトライします
静岡県周智郡森町亀久保 太田川ダムの貯水池である、かわせみ湖

菰張山林道を走っている時に気になっていたこの道。
湖周道路から菰張山林道の本線に接続していますが、入り口からいきなりの急坂で見送っていました
今日こそ行ってみましょう\(^o^)/

 

これだ。

最初はコンクリ舗装されていて「行けますよ〜」と甘い誘惑

しかし、一歩踏み入ると急坂と狭小なルート
あのてっぺんでまくれそうだぞ〜

おいおい、この道大丈夫か?(^_^;)
ローギアでなんとか登っていく
う〜ん、傾斜が伝わらない(+_+)

いよいよメインステージ
写真では伝わらないが結構な角度だ
溝があるから有効な道幅はタイヤ1本分。落ちたら厄介だ

頂上部分にはご丁寧にコンクリ側溝が配置されている
絶対にまくれる。無理だなこれは・・ (何度も言いますが結構な坂です)

と、諦めかけたとき、下から気合の入った単気筒の排気音が聞こえる

トラタイヤ装着のセローが颯爽と上がってきた(^O^)/
坂の下にバイクを停めて上に歩いて来られた

「これ行くんですか?」と私。
「ええ」とセロー氏。当たり前のようにお答えになる

そして慣れた手つきで道脇に落ちていたグレーチングをセット
再びバイクの元へ。流れるような作業だ

準備完了!?

セロー氏はいつもやっているように楽々と上がり、バイクを降りてこっちに来られた
きっと私を気遣ってくれたのだ。

「助けてもらえますか?」と言えばいいのに、発した言葉は
「どうぞ行ってください」
くだらない意地が邪魔をした。ほんとうに素直じゃない(T_T)

それから5分間、石をどけたり道を均したり、くよくよしたり・・
セロー氏のライン取りはしっかり見ていたので真似をして、エンストしつつなんとか乗り越えた

セロー氏曰く。2本の深い溝は4輪によって掘られたようだ
ジムニーがここを上がって行くらしい

 

悪路はまだ続く
道の高さの違いから傾斜角度を想像してほしい
しかも真ん中は掘れて通れない

ガレ区間もあり、

やっとのことで本線に合流した
必死だったので写真が少ないですm(_ _)m

後は悠々本線を楽しんだ(^o^)
崩落地点はなんとか状態をキープしていた

菰張山林道支線(かわせみルート)は私でもなんとか行けました
知っている人は笑ってやってください。知らない人は行ってみてください

 

 

※たまにあるこういった事

帰ってから考えたのですが、
もし、セロー氏が来なければ確実に諦めていました
もし、グレーチングをセットしてもらわなければ止めていました

そもそも、あんな道には滅多に人は入って来ません

セロー氏が来るのが少しでもズレていたら出会うことはなく
結局ここは抜けられなかったでしょう

単なる偶然とは簡単に思えないのでした(ー_ー;)

 

智者山林道 開通

遂に完成したようです。智者山林道

供用開始は不明ですが、通行規制看板やゲート類は一切ありませんでした
作業小屋も撤収されています

待ちに待った開通。
残り20m地点が綺麗に整地されているのを見た瞬間、感無量で言葉が出ません
排気音が邪魔に感じたのでエンジンを止めて惰性で下りました

これが不通区間の写真です

ここが最後まで残っていた20m区間

※2019.11.30の状態↓

 

ガードレールもコンクリ舗装もピカピカ
重機など作業の痕跡は見当たらない

この辺りは昨年すでに完成していた

そして終点に到着。じわじわと嬉しさが込み上げてくる

終点の標識を感慨深く眺めた

 

静岡県榛原郡川根本町東藤川 智者山

素晴らしい林道が開通しました(^o^)
終点付近は部分的にコンクリで舗装されていますが、その他は以前のままほぼダートです
八草辻からの絶景眺望あり、変化のある長い支線(穴水線)もあり、しかも周回が可能な完璧なエリアの完成です
今後もいろんなルートで周りたいと思います

 

 

 

 

※過去の記事

2018.1.13 智者山林道 不通区間を見にいこう

2019.1.5 智者山林道 開通まであと少し!

2019.11.30 智者山林道は開通していた!? 残り20M

 

 

 

 

白沢林道(仮)  千本立に向かって

平谷村に来ています。千本立に向かってみようと思います
白沢沿いの林道が山頂まで道が続いています

長野県下伊那郡平谷村  白沢  入り口はココ  ※地図中央の十字マーク
ネスティピキャンプ場があります

フラットなダートをしばらく入るとキャンプ場がある。問題はその奥だ

ここも砂の道だ。調子にのっていたらズシャーってコケました(._.)
またハンドルが曲がってしまった。やっぱりアルミハンドルは林道探索には不向きだろうか

唐突に道が荒れる。本題はここから(^^)
チェーンゲートは下りている

熊笹をかき分けながら若干の坂を上がる

バイクがまっすぐに走らないのでイライラする
曲がったハンドルのせいだろうけど、ここでは直せないし

地質が砂なので崩れているところがいくつか見られた

ギリギリ潜れた倒木も砂まみれ

道はずっとシングルトラック。車両ではなく恐らく登山者のもの

岩にも邪魔されるが、まだまだマシなほうだ。どんどん行こう

!!!

えーーーっ

これはアカン・・

おもいっきり落ちている
奇跡的に歩道の幅は残っているけど歩くにも怖いぞ(~_~)

崩落の向こう側はいい道なのに、もったいない

あ〜あ、行きたかったな

白沢林道(仮)は崩落のために6割ほどで進めません
千本立の山頂は眺めが良いらしいので行ってみたかったのですが、あの崩落が直る見込みはまずありません
なんとか道を通して行ってみたいものです

 

 

 

 

 

※基幹作業道 蘭峠線

ちょっと寄り道しました
崩れが激しくて支線はあまり入れませんでした
ココから入りました