現在、和井谷が封鎖されている。2018.10.20
久しぶりに様子を見に行こうと思って和井谷に向かった
ここは「根尾の万里の長城」と言われ有名なスポットとなっている
だが、途中の破損ゲートの所でチェーンゲート&警告(@_@;)
何なら物騒な事が書かれていた
要約すると、
・シカの捕獲作業中である(銃器使用)
・人の立ち入りが確認されると捕獲作業が中止になる
・中止になると事業の損失が出る
・損失を請求しますよ
という内容だ。
そして、カメラが多数設置してありライダーの個人識別もしているので警察に通報するとして、
実際に侵入者が写った写真が掲載されていた(2018年8月のもの)
当然私は引き返した\(^o^)/
※モザイク処理は私がやっていて、生の写真は見る人が見れば分かるほど鮮明
さて、この事業の詳細だが、
発注者は岐阜県環境生活部環境企画課、受注者はNPO法人 Wildlife Service Japan
恐らく農林被害や環境保護の観点でシカの生息の実情把握と管理を目的としたものだ
例の法改正だな(鳥獣保護法から鳥獣保護管理法)
このNPO法人を少し調べてみた。
地元岐阜市のNPOで「野生動物保護管理を科学的に実施するための事業」を実施しているらしい
主な活動は、野生動物の保護管理、実務のほか手法のコンサル、講師派遣など。会員数は25名
所轄は岐阜県 環境生活部 県民生活課
捕獲やカメラでの監視で個体数と生態を科学的に把握し一定の割合で”調整”するという
要するにシカ退治(もちろん農作物・農林業被害を含む対策)だと思うが、
高齢化、減少が進んでいる狩猟者に変わって我々がやってあげましょう!という事だ
被害に悩む住人や自治体にとっては実に頼もしく素晴らしい事業だ
シカ退治は地元の猟友会がやっているものと思っていたが、事業者も参入しているのか・・
どこも人不足なんだな
肝心の立入禁止の名目となっている銃器使用については”試行的捕獲”の為だと思われる
事業期間はH30.11.31となっているので、期間終了まで見守ることにしましょう
という事で、楽園にはしばらく入園できません
※天空の作業道
万里の長城がダメなら天空の道へ
ここは鉄板です(^o^)/
北側に新しい作業道が出来ていたからビックリした(左の道)