中新川郡 茨谷林道と高峰山周辺

富山県の中新川郡にやって来ました
今回は中新川郡立山町~魚津市にわたって立山連峰へ向かって延びる林道を探索します

調べるのに時間がかかったわりには本数は限られていました(~_~)

まずは茨谷林道。恐ろしく情報が無い林道です。何も分かんないけど行くしかないか。

塔倉山(とのくらやま)の南に展開する林道で、目的は白岩川沿いに進む支線のほうです

入り口はココ

直線して支線に入る

白岩川沿いにダートを上がっていく

いい感じの荒れを進んでいくと

唐突に道は終わった。なんか呆気ない(~_~)
期待が大きいと失望も大きい・・

あとは延々舗装路の本線を進み、鳥越峠に到着

鳥越峠は高峰山と大辻山の登山口となっている
高峰山山頂へは約1km。写真の細い坂道がそれだ、いきなりキツイぞ

 

続いて、作業道を行く。高峰山林道(仮)とした
高峰山の東面に沿って進み西種集落まで下る

入り口はココ

このクラスの倒木は切るかどうか迷う

右側を崖ギリで行けそうだ

雑草がびっしりで土が見えないぞ。やっぱり使われていないようだ

道筋ははっきりしているけど草が・・

まったく!荒れ荒れだ。放置状態確定だな

東側の眺望はすごく良いのです。ただ草が・・

路面の状態がよくなった頃に高峰山登山口との分岐に到着

草まみれ・泥まみれになってしまったけど楽しい道だった(^^)
高峰山林道(仮)は真夏は無理だ
支線がいくつも見られたので時間をかけて探索するといい道が見つかるかもしれない

続いて、上市川第二ダムに向かう
ダム湖奥の林道で三枚滝の近くまで行けるかどうか見に行く

なんで早乙女湖?地名と関係ないように思うが

警告の看板が入り口。ココ

千石川沿いに進む

広場で道が無くなった。地図上ではまだ先に道はあるけど廃道化している

茨谷林道~高峰山~上市川第二ダムと巡りました
高峰山周辺が面白そうでした。入っていない支線もあります
中新川郡の林道は締め出し感が低く比較的入りやすいと感じました

ここでガス欠となったので、一旦街に降ります
その後、上市町伊折に向かいます。剱岳を目指して

 

 

 

 

蕎麦角山林道(仮) 完抜き

万波林道の探索の後、同じ宮川町の蕎麦角山(そばかどやま)を目指します
地理院地図だと道は途切れていますが、航空写真だと繋がっているようなので
とりあえず行ってみるという、いつもの動機です(^^)

標高は1200m以上あるので景観もいいのではないかと期待して出発します
途中の万波神社に寄り道していると変な道を発見

これだ

どうしてこうなった? アトラクションみたいだ

面白かったから2往復した(^^)

地殻変動が激しいのか、堤防もこの通り

さて、林道の入り口に到着。ココ

ポールのみで開放中のよう

ここには分岐があって打保谷(うつぼ)に抜けられるように見える。実はこれも探索予定だったのだが・・

が、入り口はこの有様。すっかり廃道のようだ

直進して蕎麦角山へ

正式には「そばかくやま」なのか?

最近気付いたけど、標識の近くにはゲートがある
これも”国有あるある”だろうか(^^)
錠は固い

どこにでも先人がいらっしゃる

路面は踏み固められたフラットダート

本線は左へ

2つ目の分岐。蕎麦角山は左方向
右も一応確認したけど700mほどで行き止まりだった

ゲートはポールのみ
かなり傷んでいる。放置状態かもしれない

地質は脆そうな砂地。その割には崩れが少ない

この道は基本的に尾根近くをトラバースして進む。勾配はほぼ無く案外走りやすい

あんな向こうに続いているんだ\(^o^)/
こういう状況はヤル気が出るぞっ

軽めの倒木も処理し、まだまだ進む(^^)
さっきから道脇でガサガサとうるさい。猿だろうか

右側(西側)がずっと開けていて開放的~
しかし、直線でも決してスピードは出せない。ヘタしたら谷底行きだ
写真では伝わらないが若干谷側に傾斜している

この辺りが最高地かな。眺望も良い

ここで休憩にした。鳥の声さえも聞こえずまったくの無音だった
弱い風が冷たくて実に気持ちいい。コーヒーの支度がうざったくなり、ただじっとしていた

こちら側のゲートも放置状態

これは崩れの修復跡だろうな。最近のようだ

あとはずっと下り。この辺りは轍が多く残っている

いよいよ下界が近い。ナチュール側にも入り口があるようだけど、今回は右へ降りる

そして完抜き\(^o^)/
このワイヤーゲートは事前に確認していたからドキドキすることなく降りて来られた。錠と脇は固いがバイクなら潜れる

たどり着いたのは西忍集落
蕎麦角山林道(仮)は完抜き出来ます。2輪限定ですが(^_^;)

伐採・植林・治水などの形跡がまったくない、目的がよく分からない林道でした

まあまあ距離もあり(たぶん7,8km)眺望も良いので楽しめます
常に西側が開けているの明るい林道です(^^)

 

万波林道 再訪

高山市宮川町に向かいました。万波川沿いを通る万波林道(まんなみ)を行くためです
昨年7月に行った時には崩落で断念しましたので、そろそろ直った頃かと思い探索を続行します
入り口はココ

この辺りは以前と変わらず整備されてる様子

万波発電所に到着。問題はこの先だ

よかった、綺麗に直っている(^^)
続行します

※これが2017年7月の状況

 

何度か沢が横切っていて、昨日までの雨が残っている所もあった

流木のような倒木。処理されている

こんな奥で普通乗用車に驚く
ちょっと先で山菜取りのトリオに出会った。その方たちの車だろう

採った帰りらしく3人ともカゴに満載状態でみなさん笑顔だ
売ったら幾らぐらいになるのだろうか、と邪推してみる(ー_ー;)

年配のお父さんにこの先で崩落しているという情報をいただく

沢沿いになると状態が悪くなる。これでは車は無理だ

今日も藪こぎ。行きましょう(~_~)

ここが崩落現場か、上手い人なら登れそうだ
でも私は歩きで続行(^_^;)

いよいよ本格的な草ぼうぼうになり、ここまでとした

足元を見ると自転車の跡、この先も進んだな。我流さんだろうか・・(^^)

万波林道の探索は一応完結しました
やはり”バイク”では久婦須川を経由して久婦須川ダムまでは行けません
この崩落をクリアできて、秋口や初春など草が少ない時期なら先へ進むことはできそうです
派手な勾配はないので自転車が最適かもしれません