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厚谷と深谷を深堀り

※雨上がりの馬瀬川が幻想的でした

 

 

 

 

馬瀬にやって来ました。お気に入り厚谷〜深谷を詳しく調べてみます

6年前に柿坂峠から柿本平林道を南下してきましたが、崩落で撤収しています(A’)
厚谷神割林道(厚谷)は反対側のR41から入る深谷林道とは繋がっていませんでした(BーB’)

和良・下呂線はどこまで行けるのか?(A)
新しく出来ている作業道はどうなのか?(C)

下呂市馬瀬西村

 

 

 

では厚谷林道の入口へ
ココ      ※地図中央の十字マーク

相変わらずいい状態だ(^^)

ここで厚谷線を逸れて和良・下呂線へ

非常に気分の上がるいい道だ

車輌跡多数でしかも掃除が完璧。稼働中なのか?

5年前に比べて格段に状態が良くなっている
こんなに奥まで入れたのは初めてだ

しかし、とうとう崩落が酷くなった。ここで撤収した(A)
時間をかけて岩を除けば行けるかも?

※これは反対側の柿本平林道の崩落(A’)  2017年7月

 

 

奥の深谷はどうかというと、

峠で南北に二手に分かれる

南方面は地図通りの行き止まり(B)。これは既知の事

※反対側の深谷の末端(B’)  2017年7月

 

そして北方面。ここが面白い!  Cに向かう

今日もせっせと岩運び\(^o^)/

風がなく異常な暑さだ!
すでに水は500ml消費。2本目に突入

ここから先は地図に表記のない道

上部はとても綺麗な尾根道になった\(^o^)/
苦労が報われる瞬間だ。これが病みつきになる
この時点でジャケットが汗まみれとなる

こういう場所は大好きだ
正面の岩の切削がいい感じ(*^^*)

この辺りが最奥かな?

さて、北を通る和良・下呂線に近づけるのか!?

 

えーーーーーーっ

曲がるんかいっ!

残念ながら行き止まり。和良・下呂線へは行けず(C)

 

今回は厚谷・深谷エリアを深堀しました
結局、どの道も微妙に繋がらないという結果になりました

行ってみればよく分かりますが、和良・下呂線が異常に綺麗です
伐採や工事箇所は見られなかったので、ひょっとしたら道を修復しているのかもしれません ←希望的観測

和良・下呂線と柿本平線の境目が分かりません。未走破区間が400mほど残っています
もっとも、現在は柿本平線はずっと北の地点で大崩落がありここまでは来れません

すべてピストン林道ですが道質がいいので楽しいです(^^)

 

 

 

 

 

 

※ハザマ林道のゲート

歴代最強級のゲートでした
車両どころか人も絶対に入れたくないみたいです
剣山加工されたガードレールには狂気を感じました

過去に余程のことがあったのでしょうか
なかなか物騒ですので皆さん近づかないようにしましょう

 

 

 

ふれあいの森線 感動の再会

※セロ尾さん出現

 

 

 

飛騨市河合町にやって来ました。ふれあいの森線を確認します

今回はR471(楢峠)から入りました。まずは利賀河合線(県34)の状態を見てみます
表向きは利賀川ダム〜楢峠は全面通行止めですが、実際は楢峠から牛首峠までは通行可能です(もちろん2輪限定です)

飛騨市河合町二ツ屋

ここが楢峠のR471交差点。左方面が県34

標識の上段が消されている
とうとう県34はルートとして認められなくなった

※2020年9月にはまだ「南砺」表記があった
まあこの時点でも実際に行くことは出来なかったけど

この手書きから、行けません!という意思が感じられる

二ツ屋峠の県境ゲート

以前から錠前が壊れていたが(破壊?)新しい錠前が装備されていた

綺麗なシングルトラック
もうこれは2輪専用。いや、歩道だな

一箇所だけ障害(倒木&崩落)があるがそれほど難しくはない。反対側からも行けるようだ

とにかく鬱蒼としている。廃道へ突き進む感じだ

水無谷の交差点。本線は直進だがパイプゲートで規制されている
後で行ってみたがダムまで普通に行けた

では、右の東俣峠へ向かう

相変わらずのダイナックな道

 

東俣峠に到着
さて、ふれあいの森線だ

全容は下図の通り。利賀川と百瀬川に挟まれたエリアの山間を南北に、比較的標高が高い位置を通っている
北谷線、白谷線、ホラの谷線などの短い林道を繋ぐ役割のように思える
アバウトだが黒い破線が未開通区間だ

今回は南部の東俣峠の駐車場からホラの谷線の区間を見に行った
本来のふれあいの森線は上図の一番下に黒線で描かれているように峠の少し西で分岐しているのだが、
現在は極度に藪化して走ることは出来ない

入口には規制はなく普通に入れる

徐々に警告が出始めて

やがて作業区間になる。NTTのアンテナの辺り
以前もこの先で規制だった

工期はR5年11月となっているが、これはあくまでも年度内での話し。実際いつまで続くのかは不明
さあ引き返そう

 

ここで驚く出来事があった(@_@;)
なんとセロ尾さんに出会ったのだ!
離合した時に私は気付かなかったが、セロ尾さんは私と分かったらしく入口で待っていてくれた

二人ともほんとにびっくりしてワーワーキャーキャー大騒ぎ
会うのは4年ぶり。しかもこんな所で、もちろんお互いの予定なんて知らない。なんて偶然なんだ

セロ尾さんは何度も林道を共に走った数少ない友達
岐阜、福井、兵庫にも行きましたね(^^)
いまは遠くに引っ越してしまい、ますます会いづらくなったなと思っていた

セロ尾さんはSSTRの常連で、今年も参加したが日本海側に住んでいるのでスタート地点までが異常に遠いと言っていたのがツボだった(^o^)

久々の再会にすっかり話し込んでしまった
牛首峠までは一緒に行くことになったが、「面白そうな道があるよ〜」と支線に誘い込む(ー_ー;)

これがその支線。牛首峠から南に伸びる道
ずっとマークしていたが長らく作業中で入れず、何度も入口だけ確認しては引き返していた
セロ尾さんも付き合ってくれるみたいだ

入口の広場にはユンボだけ

やっとチェーンが下りている

どう見ても稼働中で車輌跡が多い。キャタピラも多数

開けている場所も多く明るい道だ

終点の300mほど手前で藪化したのでここで撤収することにした

どうやらこの道は途中までは伐採、奥のほうは送電線鉄塔保守の用途かな

まだまだ道は続いてる様子。夏でなければ行けるかも?

 

峠に戻ってきてここでお別れ。セロ尾さんは楢峠へ、私は大勘場へ
また会おうねと、手を振った

 

牛首線を下りながら、なんだかしみじみ
いい友達とその再会に感謝した。今日はいい日だ(*^^*)

牛首線の状況。
牛首峠から大勘場まで問題なく通れるが、落石・小崩落が多い
やっぱり乗用車はお薦めできない
大勘場側の電光版は「通行止め」 ←通年?

橋で足が止まった
ちょっと意味が分からなかったのだ。どうしてこうなった?

雪が積もってガードレールが押し潰されたのか・・?

3mmの鉄板がことごとく引きちぎられている
一体どれほどの力がかかったのか。
原因は雪で間違いないと思うが、恐ろしい破壊力だ

 

では、ふれあいの森線の確認を再開しよう

ココがホラの谷線の入口。牛首線を出てすぐだ

序盤は舗装だが、やがてダートに切り替わる

 

えっ・・・・

 

なんだこれは!?

滑り止めか?

まるでトコロテンじゃないか!
タイヤのブロックが千切れるんじゃないか?

異常な緊張で通り抜けたが、タイヤは無事だった

思ったより奥まで進めたが、とうとうパイプゲートで規制がかかった
横にずらしてあるように見える

まだ新しいんだね

航空写真ではあと200mぐらい出来ているみたい

航空写真を見る限り、ふれあいの森線(東俣峠〜ホラの谷線区間)は残り1km。
それより北側は未確認なので不明ですが、まだ未開通区間が十数キロはありそうです

さあ、生きている間に走れるようになるでしょうか(^^)

 

 

 

 

※天空の林道

金剛堂山 東俣登山口から伸びる地図には無い道
まだな方は是非行ってみてください。明確な規制はありません

 

 

 

※ふれあいの森線 水無側の末端 2018/05/27

セロ尾さんから情報提供いただきました
5年前の状況ですが終点まで行かれています

突然道がプッツリ途切れていたそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

白尾〜鷲見線 全線開通 2023年8月

 

 

 

★☆★祝★☆★
とうとう開通しました! 白尾〜鷲見線\(^o^)/

最後まで残っていた3工区での工事が完了して、全線通行可能になりました
2017年に初めて両端を確認してから6年、ようやく通り抜けられました
これで明宝〜鷲ヶ岳〜白鳥でのルート作りが自在になります

現在、県道82号(白鳥町六ノ里)で工事中で白鳥方面から入ることができません。明宝方面からは可能です
白鳥から入る場合はアツラ林道を使って途中乗車することが出来ます

岐阜県郡上市高鷲町鷲見

 

 

現在、県82が六ノ里で工事中で4工区から入れないためアツラ林道から合流する。ココ    ※地図中央の十字マーク

岩が多くなかなかの走りごたえがある

ずっと分からなかったが線名が判明。アツラ林道だって

本線が見えてきた

左が鷲ヶ岳へ。右が県82方面

この分岐からの眺めが良い(^^)

大雨の為だろうか、4〜3工区の状態がめっちゃ悪い。ガレガレの箇所もある

大っきい倒木が処理済みで助かったー

阿多岐鷲見線との分岐に到着

ここでシートバッグのバックルが破損。またかー
これで交換は3つ目か・・

6月にあったゲートは撤廃されている

見えてきたよ

さあ、いよいよ最終開通区間だ

航空写真ではまだ繋がってないね

お〜〜〜〜〜〜(^o^)

出来たてホヤホヤって感じ(*^^*)
苦節6年。待っててよかった

法面の一部がこのようになっていた。これは初めてみるタイプかもしれない
モルタル固めではなく、岩を詰め込んで網で蓋をしてある。いかにも水通しが良さそうだ

見た感じ、舗装する雰囲気はない

何度も見上げた鷲ヶ岳山頂への取り付き
結局1度も行ったことがない

ここでハイカーのグループと出会ったので情報交換
山頂を目指すところだったので所要時間を聞いたら40分との事。私は即決で諦めました(^_^;)
南から来たの?と聞かれたので、最近全線開通した事をお伝えした

皆さんワイワイと賑やかに山頂に向かって登っていきました
ほんと、いい趣味だね

鷲見側もまったく問題なく通行できた

という事で、白尾〜鷲見線全線開通となりました。当時は規制は一切なし
ですが、いつどこで通行止めになるか分からないので今のうちに行ってください

 

 

終点で休憩していて急に奥越線に行ってみようと思いついた
起点から入る

いきなり違和感に襲われる
砂利道が綺麗すぎる(@_@;)

コンクリ舗装の如く、超フラット状態だ

おいおい、どこまで続くんだ? 勘弁してくれ

エアーマンが現れた。更に悪いことが起こるのか?

道ではなく山側の工事。このための車両通行で綺麗になったようだ

ここで作業員の方にお話を伺った

「ここの現場は通れるけど、この先で崩落があるよ」と。例の崩落の事だ。
そしていよいよ来週あたりから復旧作業が始まり、その時は通行めになるらしい
全線なのか現場付近だけなのか不明だが、完全に通れなくなるとの事

大きな崩落なので慣れない人は難しいと思うが、通り抜けをしたい人は今のうちです

これが崩落現場。雑草で何だか分からないと思うが、一応谷側に道筋がある。もちろん2輪専用

そして今日もせっせと岩を運んで土木作業が始まる
随分どかせたので次の人は楽だと思う

先ほどの作業員の方の情報がもう一つある

池ヶ原付近から南に下りられる道はどこかで工事中だから通れないという事だ。私はこの道は使わないけど

本日2つ目のトラブル。サイレンサーバンドがまた切れた
とにかく林道は振動がハンパない

大抵のことは結束バンドで解決できる

スキー場方面で工事がもう一箇所あると言っていたのはこれだな

もうすぐ終わる予定みたい

和泉スキー場側は伐採作業が盛ん。平日は規制がかかるかも?

 

今回のエピソードは林谷林道の記事を見てK164さんがコメントをくれたことが始まりでした
そこでたまたま触れた白尾鷲見線の話題で開通を知り早速向かいます

当日気まぐれで立ち寄った奥越線で崩落の復旧工事が来週から始まる事を偶然知り、
たまたまタイミング良く通り抜けられたんだとびっくり

そして、奥越線を出て休憩した道の駅でオフライダーと出会い、
「知り合いから林谷林道の事を聞いたから今から行く」と聞いた

んー 物事って繋がっているんだなー と感じた一日でした