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壮観。井川雨畑林道 遂に


もう何度目になるか
やっと、と言うか、とうとう、と言うか
山を下りながら思ったことは、
「これでしばらくは来ないで済むな」

これが素直な気持ちだった(^_^;)

 

山神氏の前情報もあり、今回は意気込み十分です

井川ダムまでは、大井神社付近で時間帯通行止め(8:30と17:00のみ通行可)なので
県60ルートで行くことになります。随分遠回りです

はい、いきなりパンクです
舗装道なのに~

タイヤの脱着にはいつもこのつっかえ棒を使います
オクで入手しましたがとても優秀です。長さ調整も出来ます
私はバイクを倒すことに抵抗あるので、このつっかえ棒は重宝しています

サクッと直して、気も取り直して、
一旦、千頭までR473とR362を北上、千頭からはR362道なりで、
清沢駐在所で県60に入ります
この県60はなかなか忍耐力がいる道で、狭く小刻みなコーナーを
ひたすら流します
しかも3連休で車もたくさん(~_~;)
超ノロノロペースです
写真など撮る気もせず。 あー やだやだ

 

そんなこんなで、いつもの入り口
勘行峰林道のほうが楽ですが、やっぱりココから行きたかった(^^)

看板にちょっとした変化がありました
一番左の看板ですが、「山伏峠までは行けます」が塗りつぶされています
まあ、あの状況ではね。

では進みましょう

ココは変わりませんね。車が通れるので「これでいいや」って事でしょうか

大規模な堰工事の現場です

ここから正式な工事区間の始まり

荒れ方はいつもの通りです

瓦礫が片付けられているよう

ココは道が全く無かったのですが
なんと、キレイに直ってます

※昨年10月の状況※

車の轍が見られます

ここですね、砂利の坂は
写真では伝わりませんが、なかなかの傾斜です
上の方はオンロードは無理です(グラディウスなど(^o^))


流れてくる土砂を頻繁に避けているのでしょうね


勘行峰林道との合流点です。本番はココからです

赤橋はいつも静かです

おーーーーーっ!
直っています。道路が完全に欠損していたのですが。

※昨年10月の状況※

そして山伏登山口に到着しました

ゲート前の瓦礫も片付けられていました

さて、ここからは未踏の地です(^^)

ここの風景はじっくりご覧ください
とても綺麗です。念願の雲海も見られました

多めの休憩の後、下ります
道はキレイです

法面はヤラれていますが。

ちょっと日陰に入ると苔まみれです
タイヤがズリズリ滑ってコケそうになりますが、
なぜか終始笑顔です(^o^)
コケる心配より感動のほうが大きい

行田山登山口にはしっかり案内板が残っています

大石なんかもあります

静岡側に比べれば山梨側は全然マシです

簡易ゲートが現れました

裏には注意書き。何処の事でしょうか?陥没なんてたくさんありすぎて。


使われていない橋がいくつもあります

 

本谷橋。年季が入っています

そそるゲートですが、今回は見送りました

標識が現れました

裏には


半分ぐらい来たでしょうか

支線もあるにはあります。今回は本線オンリーで行きます

また、使っていない橋です
新しい道路ができても壊さないのですね
現在の道は右側に写っているガードレールのところです

山梨側ではココが比較的ヒドかったです。と言ってもこの程度です
ジムニーなら楽勝です

猿沢(さるさわ)橋だと思ったら・・・
えんさわでした

そして長畑Gです。見覚えがあります
ここに来るのは5年ぶりでしょうか

以前、山梨側からココに来た時は、
ゲート越しにこの標識を恨めしく眺めたものです

さて、雨畑に向けて進みます

長畑集落です

無人かと思いましたが、ナンバー付きの軽トラがありました

沢がとても静かで綺麗でした

それにしてもこの角度。あり得ないですね
ほぼ直角に削って道を作っています

道はだんだん綺麗になってきました

室草里集落です。「むろぞうり」と読みます。ココは有人だと思いますが、はっきりしません
なにせ、井川湖から1人も人間を見ていません

御休処 豊峰堂。景勝地であった頃は最奥地の食事処だったと思われます

稲又集落。人影は見ませんでしたが、気配はしました

この橋を渡れば外界は近いです

橋を渡った所に参道入口がありました。池大神
もっとも、ここまでは一般人は来られません

ここでガス欠。リザーブに入れます
コンスタントに120kmです。トリッカーの弱点。航続距離が短いですね

もうすっかり一般林道と変わりません。施工もきっちりされています

工事詰め所。「林道井川雨畑線 改築工事 現地事務所」とあります
ここまで走ってきて、現場らしい現場は静岡県側しかなかったように思えますが・・・

このコンクリ製の”堤防”はこの小さな滝のためだけにあります
こういうの好ましいですね。道路が水浸しになるのを防いでくれます
若干漏れてますが・・・

これ、以前(大昔)は川として水が流れていたのでしょうか
大井川周辺にはこういった風景が至る所にあります


細野集落のチェーンゲートに到着しました

とてもセンスの良い看板だと思いました
挿し絵が無駄に上手い

通常この類の看板は見た途端に、落胆&怒りがこみ上げて来ますが、
ココは仕方ないよねって気になります
「通行できません」と控え目に書いてあるのも好感が持てます

どこでもこのような風にしてもらえないだろうか

やれ、責任は持てない! とか
どこどこに通報する! とか
物騒な事を連呼するような看板はかえって反抗的な感情を持ってしまう
と思うのです

細野集落もとても静かでした

見神の滝が見えてきました。何気なく結構な落差なんです

 

 

 

私の井川雨畑巡礼、というか林道徘徊はこの看板から始まりました

最初はオンロードバイクでここに辿り着き
「まあ、行ける所まで行ってみるか」と軽い気持ちで進入したのです

誰かに聞いた訳でもなく、前情報があった訳でもなく、
山梨をウロウロしていて偶然見つけた道でした

山梨側、静岡側と何度もトライしては断念し、
片道5時間という極悪アクセスに疲弊し、
少し奥まで入ったところで、悪路に苦戦。
これはオフ車が必要だ!と思い立ち、トリッカー導入

ネットで知り合ったやさしいお仲間達に情報をもらい
さらに林道にどっぷりとハマり

そして5年が過ぎて、やっと全貌が見られました
今日はほんとに いい日だ。

 

雨畑集落から早川町までは川沿いの道を行ってみることにしました

途中、吊橋なんかもあります。途中まで歩きで渡ってみましたが、
向こう岸に一体なにがあるのだろう

ちょっと大きめの沢谷の橋ですが、
ここの水位は日によってびっくりするほど違うのです
この日は高めでした

VILLA雨畑。宿泊もでき、温泉もあります
何度も前を通ってますが、なぜか一度も立ち寄ることはありません


県37(南アルプス街道)に合流。ここでゴールとしました


40kmの林道をたっぷり2時間半かけて駆け抜けました
ダートも倒木も藪もないけど、単気筒でトコトコ走り風景を堪能した

ここにはもう来ないな

いや、また来るかな(^^)

 

 

 

 

 

2020年12月に両端の状況を見に行きました
たいへんな状況になっています

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2020/12/26 井川雨畑林道 山梨側 2020/12 迂回路は希望

権兵衛街道 完抜できず

天竜スーパー林道の後、伊那周辺を徘徊していたら思い出しました
権兵衛峠はやっぱり行けないのだろうか?

と思ったら足が向いていました

みはらしファームから入り、落ち葉のために極めて細い林道をゆっくり進むと、

いつもの文言が出現します

 

 

たまに山の幸採取の車と離合しつつ、

出ました全面。やはりここまでなんですね

 

しっかり施錠されています
ひょっとしたら左から行けるかもしれませんが、命がけだと思います

 

 

 

 

少し戻って分岐を下り方面に行きます


R152の途中に出てきます。権兵衛トンネルの南端から約2kmです

トンネルを出たところで再び脇道に。峠を反対方向から行ってみます

途中のゲート。ここからかなりの登り&つづら折れが続いて、

やがて峠に到着します。広場やトイレがあり、ここから峠までの登山道?がありました

 

そして伊那方面にはゲート。両脇も施錠もがっちりです
ここまでですね。

 

 

※おまけ※

帰りに御嶽パノラマラインを通りました
やたら暖かかった。この時期はもっと寒かったはずなんだけど。

 

チャオの駐車場にはスキーヤー、ボーダーがびっしり。
雪はあまりなく、ゲレンデだけスノーマシンでしっかり作られていました

 

大平展望台(1446m)より御嶽

 

天竜スーパー林道 終点側

久しぶりに天竜スーパー林道の様子を見に行きました

以前行った時は野鳥の森以北が通行止めだったので、水窪ダムまで抜けられなかった

結果はこの通り、途中で引き返しました

 

では、終点の水窪ダムからスタート

「全面通行止」の看板がありますが、
”麻布山登山口まで通行可”とあります

 

所々道は荒れていますが、

パンクに気を付ければ大丈夫

新しい橋も架けられていたり

 

ゾッとするような道路下の崩落もありますが、

野鳥の森に到着しました
以前はここに木製A型ゲートがありました

駐車場の先に行ってみると、

重機が道を塞いでいて、

その向こうは道が落ちていた(T_T)

 

その先には行けなかったので、崩落箇所がここだけかどうかは
分かりませんが、通行不能区間は短いようです↓

 

 

一旦、水窪ダムまで戻って、水窪川沿いの北へ向かう林道を進み、
R152に出ました