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瀞川氷ノ山林道

瀞川氷ノ山林道へ行ってきました
氷ノ山をピークに、瀞川山、鉢伏山を南北に貫く山岳林道です

兵庫県美方郡香美町村岡区から兵庫県宍粟市波賀町までとかなり長距離
ここは説明の必要がないほど特に関西で超有名な林道で、多くのライダーがレポートしています

相棒はいつものセロ尾さん。賤ヶ岳SAで7時に待ち合わせして出発!
移動だけでもとにかく遠い(~_~) めいいっぱい高速を使っても約300km 4時間超えです
泊りがけで2日間に渡って走りまくりました

入り口はココ。存在感の有る標柱が立っています

序盤は舗装路。ずっとこのままかと不安になった

但馬アルペンロードに入る

すぐにダートが始まるが工事中通行止め。もちろん続行

舗装とダートの繰り返しが続き、避難小屋がある展望所に到着

天気が良ければ絶景だろうな(~_~)

砂利敷をぼちぼち進むと、

これが氷ノ山ストレート!  んっ?なんか情報と違うな・・

反対側まで来て逆から撮った。これだね定番は(^o^)

その後、曇り空の下高原道路を進むとハチ北スキー場が見えてきた

ムムッ ゲレンデに向かう道は見逃せないな(ーー;)  じゃあ、ちょっとだけ

あれ?まだまだ上がれる。どんどん行こう~

最後のこの坂を私は上がれなかった。タイヤが空転してコケる始末(T_T)
転倒する私を横目にセロ尾さんは悠然と上がっていくー
くやしい~ (~_~メ)

セロ尾さんはてっぺんまで上がった\(^o^)/
見えるかな??

ぼやけてますが、しっかり立ってます!

こんな眺めのゲレンデのイベント台でお昼を食べてしばらくぼーっとした(^^)

ここでトラブル発生!
最近は出かけると毎回何かが起こる。レバー折れ、パンク、バッテリーあがり(これはメンテが悪い)、アイドリング不調・・
ほんとにトラブル続きだ(T_T)

バイクに戻るとリザーブタンクが割れている。きっと転倒した時だ
クーラントが空になっていたので、ビニールテープでなんとか穴を塞ぎ水を入れる
しかし・・これからこの状態で走るのは不安だ(~_~)

そこでセロ尾さんが神の一言。
「今すぐここからアマゾンに発注して近くのヤマトのセンターに届けさせればいい」

そんな事を思いも付かなかった私は目からウロコ(@_@;)
なんと素晴らしい助言だろう。改めて尊敬するのでした

※翌朝、ヤマトセンターに行って駐車場で無事にタンクを交換できたのでした(^o^)/

 

さて、再び林道を続進して通行止め区間の反対側まで来た

ハチ高原スキー場を横目に下っていき

旅館街まで降りてきた
ここから氷ノ山林道は県87を行くことになる

改めての標柱。 の横にまたまた通行止の看板が・・

しかし、これといった障害もなく順調に進む

この辺りは非常に気分が良い道だった
度々立ち止まって眺めたり、写真を撮ったり
そんな時も大人なセロ尾さんは私を置き去りにはせず、一緒に写真を撮るのでした(^^)

ココで検討会

本線は直進だけどパイロンゲートで工事中。左は集落へ降りてしまう
話し合いの結果、行ける所まで直進することに

これまた変化のある面白い道だ

周辺では工事箇所多数。しかし止められた事は全くなかった
養父市の工事関係者はとても優しいのでした(^^)

そして感動の道\(^o^)/
ここからの区間が実に素晴らしかった!
停めて写真も撮りたいけど、停まるのは勿体ない。そんな葛藤の連続だった

お互い前後を入れ替わりながらゆっくりと下っていく

セロ尾さん(撮)

もう、停まってばっかり(^_^;)
実際の光景は断然美しいのです。写真では再現できませんでした
こういうシーンではオフ車は実に美しい

これを期にセロ尾さんは姿を消した
あまりに気持ちいいので停まれなくなったのだろう

さて、いよいよ終点が近づいてきた。茶屋が見えてきたぞ
あ~あ とうとう終わりなのか~

R29に出たところで相棒が待っていた。無事完走です

瀞川氷ノ山林道。ダートと舗装が入り混じった道中でしたが、どこでも光景が良いです。特に終盤は笑顔が絶えません

全線を通じて通行止め区間は断続的にあるのですが、どこも”緩い”のでとても有り難かったです
ただし、大規模な崩落や欠落という箇所はなく舗装修復工事が主でしたので、危険な場所はなかった事を付け加えておきます

北側から入るほうがお薦めだと思います

宿に戻る途中で再び実感が湧いてきて、ほんとに来て良かったと思いました

明日は周辺林道の探索と阿舎利山。それから神子畑なんとか。
とにかく今夜は祝杯だ(^o^)/

 

いろいろ交換

氷ノ山に向けて、すっかり傷んだ足回りを交換した
荷物が出発前日に届くというギリギリで装着完了(^_^;)

前後スプロケ、チェーン、タイヤ
乗り心地が見違えるように良くなった

スプロケの新旧
山が半分だ。こんなになるまで使ったのは初めて
どうりでガチャガチャいうわけだ

 

リムのチューブレス化の具合も問題なし。このままでいけそうだ

和井谷 封鎖

現在、和井谷が封鎖されている。2018.10.20

久しぶりに様子を見に行こうと思って和井谷に向かった
ここは「根尾の万里の長城」と言われ有名なスポットとなっている

 

だが、途中の破損ゲートの所でチェーンゲート&警告(@_@;)
何なら物騒な事が書かれていた

要約すると、
・シカの捕獲作業中である(銃器使用)
・人の立ち入りが確認されると捕獲作業が中止になる
・中止になると事業の損失が出る
・損失を請求しますよ
という内容だ。

そして、カメラが多数設置してありライダーの個人識別もしているので警察に通報するとして、
実際に侵入者が写った写真が掲載されていた(2018年8月のもの)

当然私は引き返した\(^o^)/

※モザイク処理は私がやっていて、生の写真は見る人が見れば分かるほど鮮明

 

さて、この事業の詳細だが、
発注者は岐阜県環境生活部環境企画課、受注者はNPO法人 Wildlife Service Japan

恐らく農林被害や環境保護の観点でシカの生息の実情把握と管理を目的としたものだ
例の法改正だな(鳥獣保護法から鳥獣保護管理法)

このNPO法人を少し調べてみた。
地元岐阜市のNPOで「野生動物保護管理を科学的に実施するための事業」を実施しているらしい
主な活動は、野生動物の保護管理、実務のほか手法のコンサル、講師派遣など。会員数は25名
所轄は岐阜県 環境生活部 県民生活課

捕獲やカメラでの監視で個体数と生態を科学的に把握し一定の割合で”調整”するという
要するにシカ退治(もちろん農作物・農林業被害を含む対策)だと思うが、
高齢化、減少が進んでいる狩猟者に変わって我々がやってあげましょう!という事だ
被害に悩む住人や自治体にとっては実に頼もしく素晴らしい事業だ

シカ退治は地元の猟友会がやっているものと思っていたが、事業者も参入しているのか・・
どこも人不足なんだな

肝心の立入禁止の名目となっている銃器使用については”試行的捕獲”の為だと思われる
事業期間はH30.11.31となっているので、期間終了まで見守ることにしましょう

という事で、楽園にはしばらく入園できません

 

その後の様子を見に行っています(2018/12/21)

 

※天空の作業道

万里の長城がダメなら天空の道へ

ここは鉄板です(^o^)/

 

北側に新しい作業道が出来ていたからビックリした(左の道)