仙境都市という楽園〜きゃんの想い出

蓼科仙境都市シリーズの続編です
きゃんさんから当時の写真を提供していただいたので掲載します
説明文も一部引用しています

もちろん紙の写真ですのでわざわざカメラで撮影してメールしてくださいました
なお、プライベートな写真ですので一部加工しています

まず位置関係をザッと説明しておきます
蓼科仙境都市は蓼科スカイライン沿いに何箇所かに分割して配置されています
A〜Dの4つのブロックに区分けしました

 

Aブロックは高層建造物群です。エリア・ベイホテルやビオン・ザ・ベイという別荘が8棟あります
ここには新フロントがあります
東側の斜面はスキー場だと思われます。シーズンオフは打ちっぱなしゴルフ場になります

「ビオン・ザ・ベイ」というコテージ風別荘。これはログハウス調ですね
時代は2000年です

エリア・ベイホテルのエントランス

スキー場がクローズになると、ゴルフの打ちっぱなしの場所になりました

ホテルのロビーから別荘を眺めています

 

 

Bブロックは旧フロントやその他設備が集結しています。ここがかつてのメインエリアです
現在、中央のフロント建屋は無くなっています

きゃんさん直筆の見取り図。記憶だけで書かれています
めちゃめちゃ正確です(@_@)
フロントは広場の奥の2階建ての建物の2F部分にあったということです

旧フロント
この1枚だけでも想い出がたくさん蘇るのではないでしょうか

テニスコート

フロントのある建物。左にテニスコート、右に広場の人工芝が見えます

ポリーハウスとマルコポーロ
うさぎを自由に抱っこできました

広場の左(マルコポーロの位置と対称)には、不老長寿の木というのがあって、
その木を取り巻くようにカウンターが作られ、ジュースなどが飲めました

森の広場を通っているローラー滑り台
森の広場の中に野点ができる茶室が作られていて、お茶会をしました

森の広場に建てられた、トーテンポールと見晴らし台が一緒になったようなもの

 

Cブロックは別荘群です。個人所有の戸建てが点在しています

 

Dブロックは鹿曲川林道の入り口に一番近いエリアです
アンデルセンという別荘やBAY FORUMという研修施設?があります

「アンデルセン」という名の別荘。真っ白な外壁に赤い屋根(^^)
2018年の写真を並べました

「ベイ、コート」という研修施設。最初はミッドランドというツインのお部屋のホテルでした
1Fには雨天用の室内遊び場、外には小さい温水プールもありました

エリア内には、パトカーのような警備の車があり、何かあれば保安の方が駆けつけてくれました
あとは、小型バスがエリア内を回っていて、どこからでも乗り降りできました
※これはよく撮っていましたね、貴重です

 

当時会員の方は懐かしい画像もあるのではないでしょうか
残念ならが表情はお見せできませんが、どの写真もとても楽しそうな笑顔です
子どもたちはもちろん、大人にとっても楽園だったようです(^^)

最後になりましたが、
きゃんさん、何度もメールのやり取りをしていただいてありがとうございます
改めてお礼申し上げますm(_ _)m

 

※過去の関係記事

鹿曲川林道 と 消滅可能性都市 2018-08-14

鹿曲川林道 旧都市への道 2019-06-01

あの夏・・・ 仙境都市・伝説 2020-06-13

 

※2022.6.19 更新
とーりすがりさんから写真提供がありました。
なんと、どうしても見たかった「勾玉通貨」です!
貴重な写真をありがとうございました。m(_ _)m

ネックレス状に首にかけて使うタイプだったようです

そして、当時のパンフレットも送っていただきました。よく残っていましたね
立体的に楽園全体を案内しているようですが、ちょっと分かりにくいかな?(~_~)

「仙境都市という楽園〜きゃんの想い出」への12件のフィードバック

  1. これは貴重な写真ですね~興味深い!
    きゃんさんに感謝!
    とても綺麗な施設で色々有って楽しそうですね~
    ウサギを抱いてみたい・・・
    関係者の方にとっては廃墟に成ったのは、とても残念でしょうね・・・

    1. ザビエルさん
      きゃんさんにはほんと感謝です。写真の新旧比較はずっとやってみたかったので嬉しいです
      アンデルセンはドンピシャでした(^o^)
      でもこれ2000年なんですよね、18年であの荒廃っぷり
      手入れをしないとあっという間に廃墟になってしまいます

  2. たまたま、本日、蓼科スカイラインを走り、臼田のパラボラアンテナと美笹の新しいパラボラを見て、
    仙境都市の廃墟群を横目に白樺湖方面へ通り抜けました。
    今は、廃墟になってますがその先の大河原峠は、ほとんど県外車の登山客がにぎわって、駐車場を溢れていました。
    台風一過で晴れていたので、大変景色がよくて、ここに別荘を持っていた方や会員だった方は楽しまれたのだろうなと思いました。

    1. goggleさん
      天気がよかったので蓼科スカイラインは気持ちよかったでしょうね(^o^)
      大河原峠は車が多い印象です。景色が最高ですからね

      ちょっと前にgoggleさんのお膝下に行きました。記事を見てくださいね〜

  3. トリKさん
    >ちょっと前にgoggleさんのお膝下に行きました。記事を見てくださいね〜
    土倉林道でしょうか?
    今日リアタイヤを替えたので、観に行ってきたいと思っています。
    今年中は厳しいとは思いますが、菅の沢林道と東太郎山林道、高山から毛無山峠に抜ける林道、小谷妙高林道も久しぶりに行きたいと思っています。

    1. goggleさん
      すみません、説明不足でした
      傍陽です、まだ記事をアップしていません
      土倉は崩落が直ってからにしたほうがいいかも?
      ソロだとちょっと危ないと思います

  4. はじめまして。
    我が家も5人家族で、私が子ども時代に毎年2回は訪れていて我が家の写真かと錯覚するほとでした。
    懐かしすぎて胸がいっぱいです…

    1. 匿名さん、はじめまして(^^)
      会員の方からコメントいただけるのは嬉しいです
      ぜひ当時の写真を引っ張り出して思い出話しを楽しんでください

      私の目的は林道(鹿曲川林道)だったのですが、
      後々、建造物にも興味を持つようになりました
      しかし、いずれも酷く荒廃してしまっています

      何十年経っても未だに話題になるという事実
      この巨大な果てる都市に惹かれる人は以外と多いのかもしれません

  5. 現在50半ばです。
    私も子供の頃、家族で会員でした。
    別荘は保有しておらず、会員として夏休みにいろんなにのコテージを借りて宿泊していました。
    懐かしい写真がたくさんです。

    大人になった頃は経営がどうのとかで、訪れることもなかったのですが、
    おそらく父は会員権を7~8年前まで手放さず、年会費も払っていたような気がします。
    最後は期間限定でオープンするホテルだけになっていた、と言っていたような気がします。

    ソサエティクラブは、東京から車で行くのが遠いこと以外は、楽しかった思いでばかりです。
    ゴロゴロ滑り台も懐かしい。
    同じエリアにテニスコートもありました。

    近くの二子山双子池にもよくいって、
    池でサンショウウオを見たことも。

    そろそろ亡くなった父の遺品を整理しなければなので、当時の写真を探そうと思います。

    1. まぁねぇさん、はじめまして(^^)
      やはりお子さんの頃の楽しい思い出を持った方が多いですね
      この記事はコンスタントに週5,60人のアクセスがあり
      仙境都市への関心の高さが分かります
      私も含め皆さんも興味があるでしょうから
      載せてもいいお写真があったら送ってくださいね

      そういえば、双子池は近いですね
      車両では近づき辛いですが、あそこの雰囲気は私も大好きです

  6. 初めまして。今30代前半です。
    ふと幼い頃の記憶を思い出してインターネットで検索をして、こちらのサイトに辿り着きました。
    祖父が当時会員権を持っており、小学校4年生ごろまでは毎年家族で訪れておりました。
    当時の写真などもう家にも残っておらず、このサイトを見て、とても懐かしい思い出が蘇ってきました。
    私が訪れていた時には、だんだんと運営を縮小していた頃のようで、施設も全て使えていなかった気がします。うさぎ小屋のうさぎ達も狐に食べられてしまって誰もいませんでした。
    温水プールや、向かって左側のフロントのある建物がよく記憶に残っています。今はこのような廃墟になっておりとても胸が痛みました。壊すことももうお金がかかるからしないのでしょうか…。
    これからも時々、こちらのサイトを覗かせていただきます。

    1. ナナさん、はじめまして
      小さい頃の記憶はビックリするぐらい鮮明な事があります
      きっと楽しい想い出なので心の奥に残っているのでしょうね
      うさぎの事のようにショックな出来事もありますけど。

      温水プールのある建物はベイ・コートでしょうか
      あれは現在でも外観はしっかり残っていました
      記事の最後にリンクがありますので他の写真も見てみてください
      覚えている建物があるかもしれません

      ここも各地にある廃墟と同じく、廃業した運営元が直すことはなく
      このまま放置されるのでしょう

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