上石津林道の魅力

私が大好きな上石津林道を紹介します
岐阜県大垣市上石津町にある林道で、いくつかの林道が繋がっているので
総称として「上石津林道」と呼ばれているようです
何度行っても、いつ行っても期待を裏切らない楽しさです

支線も多いのですが、ここでは主に本線について書いています
スタートはここから林道の北の端になる「萩原林道」入り口です

 

しばらく進むと萩原林道の起点です
右側の柵の中にはソーラーパネルがあります

 

木漏れ日の中、走りやすいフラットダートが続きます

 

最初の分岐。本線は右です

 

途中、作業道などの分岐もあります
本線は右(下)側です

 

まっすぐな勾配の登りを登ると、

三差路に着きます。本線は右です
左は北谷方面で集落に降りれますが終点はゲートがあり最近施錠されてしまいました
以前はゲートだけで施錠はされていませんでした
地元の方の話では不法投棄対策だそうです
悲しい現実。仕方ないですね

 

土が締まっていて幅員も広め。走りやすいです
こういう路面が多くて楽しいんです

 

次の分岐です。私の休憩ポイント
直進は勝地林道に繋がり下山できます
そこも施錠ゲートがあります。通りぬけは出来ません
本線は、右に。

 

来た道を折り返すように右折します

 

ここも作業道分岐。本線は左です

 

雨水が流れた跡もありますので、滑りに注意しながら

 

「中間ゲート」です。常時開放されています

 

分岐です。本線は左です。右は、

 

鉄壁の虎縞施錠ゲート。抜けられれば今須方面に降りれます

 

本線を進みます
いくつかカーブミラーが設置されていますが、
意味を成さないことが多いです

 

ずっと気になっている標識があります
「関谷雨つぼ神社 10分」と書かれています
いつか行ってみようと思います。徒歩ですが

 

ガードレールもちゃんとありますが、

 

崩落でダメになっている箇所も度々

 

広場に出ました。眺めがよく休憩ポイントです

 

この辺りから外界がチラチラ見えだします

 

ここは四差路。本線は左
右向こうにゲートがありますが、その先は不明です
右手前にも道があり、そちらは

 

通称「ヘリポート」に行けます

さらに奥に進めます

 

木々の間を屈んで進むと、ちょっと視界が開けた場所があります
お気に入りの休憩ポイント

 

さて、再び本線を進むと間もなく四差路
本線は直進。左は「鉄塔広場」(行き止まり)
右はさらに山奥に進みます
右に進むと最終的には行き止まりですが、白谷林道に切迫します
眺望はいいので行ってみてください

 

左折して「鉄塔広場」に向かいます
本線よりは落ち葉や木々が多く、荒れている印象です

 

鉄塔広場に到着。景色がとてもいい場所です
外界にはいくつかゴルフ場が見えます

 

バンクなどもあり、遊べます

 

先程の四差路から本線に戻ります
しばらく進むと

 

ゲートに到着。ここも常時施錠されていて抜けられません
普通は折り返すことになります

 

引き返し、勝地林道に進みます

 

ずーっと下り気配です

 

ゲートに到着。例によって通常は施錠されています。がっ!

 

この日は偶然開いていましたので、ここから降りました
このゲートが開いているのは初めて見ました

 

やっぱり上石津林道っていいです
たまに、行こっ(^^)って気分になります
これ以上施錠ゲートが増えないことを祈るばかりですm(_ _)m

 

帰りにちょっと寄り道しました

 

麗しの井川雨畑林道

個人的にこだわりのある林道の紹介です
静岡県と山梨県に跨る「井川雨畑林道」です
全長40kmを越えるロングな林道です
なぜかここが大好きになってしまいました。ですが、
最後に書いてありますが、とにかく通過するのがやたら困難な林道なのです

それでは静岡県側から侵入開始です。もう何度目の景色か(^_^;)
看板には「山梨県側に通り抜けできません」と書かれています。仰るとおり
ゲートもチェーンもないので気兼ねなく入山できます

 

1つ目の軽い崩落。崖側を注意すれば4輪でも通行できます

ここから工事箇所開始の合図です

ゲートは移動できますが、そのままでも脇から通れます

途中、隧道もあります。路面もきれいにされています

私は「水路橋」と呼んでいます
橋の上を写真奥から手前に水が流れています
山の水が橋を通って写真左下の穴へひっきりなしに流れています
まるで水路のようでしょ?水深は10cmほどあります
ロードバイクでも行けなくはないです

2つ目の崩落。今度は最狭箇所で1mぐらいです。4輪は通行不可です

 

道路上を水が流れた跡があります。結構大きな石もあるので激しく流れたのでしょう

 

ここはむちゃくちゃです
表面のアスファルトが崖下に剥がれ落ち、土砂で埋め尽くされています
さらに水が流れています。注意して押し進みます

 

もうちょっとで道路が埋まりそうです

 

これは、

 

こうして、

 

ゲート裏に到着です

 

ここは勘行峰線との合流地点です

 

頂上側は半分だけのゲート設置でした
さらに進みます

 

行く先に大規模な法面施工が見えます
ちょっとイヤな予感・・・

 

「赤橋」に到着しました。いよいよ山頂を意識します

 

おっ、工事関係の車でしょうか

歩いて様子を見に行くと、法面施工の真っ只中でした

通れそうもなかったので、一旦退却します
工事の邪魔はしてはいけません

今日は土曜日。やっぱり工事してました
私の思い込みかも知れませんが、静岡・山梨・長野は土曜・祝日は工事している事が多いです
休みは日曜日だけなのでしょうか?

 

一旦、先ほどの勘行峰線との合流地点まで戻り
降下して「県民の森」などを散策します

 

さて、続行です。あちこち探索してて時間配分をミスり、すでに18時をまわってしまいました
もちろん工事関係の方はいません
ここは先ほどの工事現場のちょっと先です

瓦礫が迫っていて、その先に見えるのは

・・・・・・。最狭箇所は5,60cmでしょうか
ビビりながら通過します

 

写真に写り込んでいますが、霧と風が出てきました
視界がずいぶん浅くなっています

これは・・・。前が見えません。視界は数メートルでしょうか
ですが、タイヤ1本分整地されています。先人がいらっしゃるのでしょう
ありがたい。感謝しつつ足で漕ぎながら進みます

 

県境ゲートに到着です!
ここも崖崩れがかなりひどいです。工事車両が来れないのでほったらかですね

なんとか県境Gまで来れましたがタイムアウト、撤収です。自然をナメると痛い目に会います
霧と暗さで十分な探索ができませんでした
もっと早い時間にGの先を探索したいと思います

【後記】
ご存じの方も多いと思いますが、
ここは林道通の方にとってはなんていう事のない林道です
全線舗装の幾つか峠越えのよくある林道です

ですが、大きな問題があります
とにかく通れる期間が短いのです。表向きは12月~3月まで冬季通行止めなのですが、
実質は通年通行止めの状態です。山深い性質上道路崩落、法面崩れが各所で発生するためです
それが何年も続いています

私が初めて足を踏み入れてから早5年になりますが、
一度も貫通したことがありません
いつもどこかで通行止めになっています

主なゲートは2箇所です
静岡と山梨の県境付近(≒山伏岳登山口付近)にある「県境ゲート」と
山梨側から入り雨畑集落を抜けてしばらく行った「長畑ゲート」です
県境ゲートは「峡南林務環境事務所」管轄で山梨県の管理下のようです
このゲートの両方が冬季期間はもちろんの事、
崩落、法面工事などなどの理由で通年閉門となっています

どちらも脇が固く普通には通りぬけできません
自転車で行かれる方は簡単に通過できますが、
バイクはそうはいかず、オフ車など軽量・小型だったら寝かせて
ゲート下をくぐらせる事も可能かと思いますが定かではありません
そこで別の手段を準備しました。次回・・・

【資料】
静岡県の規制情報です http://www.city.shizuoka.jp/000_004400.html

こちらは山梨県 http://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=90

 

 

 

2020年12月に両端の状況を見に行きました
たいへんな状況になっています

■井川雨畑林道関連の記事■
2015/09/12 麗しの井川雨畑林道
2015/09/27 井川雨畑林道。再び
2015/10/04 井川雨畑林道。山梨編
2016/07/17 壮観。井川雨畑林道 遂に
2020/12/05 井川雨畑林道 静岡側 2020/12
2020/12/12 井川雨畑林道 山梨側 2020/12 決壊していた
2020/12/26 井川雨畑林道 山梨側 2020/12 迂回路は希望